絵馬には決まった書き方ってあるの?
絵馬の由来とは?
願い事が叶えられる効果的な方法って?
絵馬を書くことの本当の意味とは?
神社仏閣でよく目にする絵馬。
あなたも一度は書いたことがありますよね。
でも、絵馬の決まった書き方や、どうしたら願い事が叶えられやすいかは知っていますか?
また絵馬を書くということには、どんな意味があるのかまで、絵馬に関する疑問にすべてお答えします。
神社仏閣に行かれる前に必読の内容です!
また、併せて神社関連、お正月関連の記事もまとめておきますね。
関連記事:
【引き寄せ達人】『スピこじ』編集長サトリってどんな人?【2分でわかる】
関連記事:
欧米由来の『成果主義型』の考え方・生き方では幸せになれない理由
関連記事:
神社へのお参りの仕方と、神様とのお付き合いの作法
関連記事:
神社参拝の常識&非常識?!神様は意外と寛容です
ボリュームはありますが、せっかくの機会なので気になる情報は全部じっくり読んでみてください。
このページをまず、お気に入りやブックマークに追加しておくことをオススメします。
では、本題に入りますね。
絵馬の書き方について
絵馬を書かれたことは、日本人なら一度はあるのではないでしょうか?
でも、書いたことはあっても、意外と正しい書き方は知らないという人が多いと思います。
我流で適当に書いていたら、叶う願いも叶わなくなるかも・・・。
そこで、絵馬の正しい書き方を解説していきます。
絵馬に願い事を書く場所
絵馬の表面には美しい絵が描かれていますので、願い事は装飾のない裏面に書きます。
表面の絵や文字に被せるようにして、願い事を書くのはダメですよ!
(というか、これやってしまったの私です・・・汗)
油性ペンで書く
筆記具は実は何でもいいのですが、油性ペンが一番適しているでしょう。
油性なので雨が降っても落ちませんし、ボールペンや筆ペンなどよりも書きやすいです。
でも、大切なことは、何で書くかということよりも、丁寧に心を込めて書くことです。
私は、小学生の頃から近所のお寺で書道を習ってきました。
なかなか上達せず悩んでいた時に、先生から頂いた言葉があります。
「字は心を表します。だから、字を書くのがまだ下手でも、気持ちを入れて書けば、その心が表れた美しい字になりますよ」
ですので、もしあなたの字が上手でなくても、心配はいりません!
神様に話しかけるように、素直な気持ちで、心を込めて書いて下さいね。
絵馬に願い事を書く形式
縦書きでも横書きでも構わないそうですが、日本人はやはり縦書きにする人が多いそうです。
1. まず一行目に「奉納」と書きます。
(表面に「奉納」という文字が書かれている場合は、省いてもいいです)
2. 次の行から願い事を一つだけ書きます。
3. 最後に自分の住所と氏名を書きます。
でも、最近は個人情報の流出が心配なので、名前をイニシャルにしたり、保護シールを貼ったりしてもいいそうです。
保護シールは自分で用意するか、または神社で購入します。
(すべての神社で購入できるわけではありませんので、事前にお問合せ下さい)
お恥ずかしながら、私、今まで絵馬の書き方知りませんでした!
「奉納」と書くことも、願い事は一つだけなのも、氏名だけでなく住所も書くことも・・・神様に対して、すごく失礼なことしてたんですね。 汗
絵馬の持ち帰りについて
絵馬は家に持ち帰ってはいけないとされています。
その理由は4つ。
1.絵馬は、神様に奉納したものであるから
絵馬には、馬が描かれているものが多いです。
これは書いて字のごとく、「馬の絵」=絵馬ということで、神社に馬を奉納する代わりとして、馬の絵を描いた小さな板を捧げるようになったからと言われています。
捧げものということは、絵馬は自分のものではなく神様のものということですので、神社に預けます。
2.家に持ち帰ると、神様に気づいてもらえないから
神社は神様のエネルギーに満ち溢れた清々しく神聖な場所です。
そこに自分の絵馬を奉納することで、神様の目にも留まり、願いを叶えて下さるのです。
それなのに、家に持ち帰ってしまうと、神様に気づいてもらえず、放ったらかしにされてしまいます。
3.神社のルールに反しているから
神社には必ず絵馬をかける奉納舎が用意されています。
それは家には持ち帰らず、そこに奉納してくださいという神社のルールがあるからです。
神様は、ルールに逆らう「マナー違反」の人間を嫌いますから、ちゃんと絵馬を奉納して帰りましょう。
4.家に持ち帰ると、汚してしまうから
家に持ち帰って置いておくと、うっかり落としたり、何かをこぼしたりして汚してしまう恐れがあります。
汚れてしまったら、それはもう神様にふさわしいものではなくなります。
それに家と神社ではエネルギーがまったく違うということは、おわかりですよね。
願い事を叶えてもらうには、絵馬を神様にふさわしい場所(神社)に置くのが一番です。
絵馬って、家に持ち帰ったらいけないものだったんですね!
私は、毎年お正月に絵馬を書いて神社の奉納舎に掛けていたのですが、家に持って帰っても、どちらでもいいと思い込んでいました。
でも今回その理由を調べてみて、「そりゃ持って帰ったらあかんわ!」と納得しました。(←遅すぎ)
お礼参りについて
合格祈願、恋愛成就、商売繁盛、安産祈願・・・。
色々な願い事を絵馬に託しますが、その願い事を叶えてもらった後はどうしていますか?
叶えてほしい事がある時は熱心に神社に足を運んでおいて、叶えてもらった後は放ったらかしというのでは、神様に失礼ですよね。
本来、絵馬の奉納とお礼参りは、セットとされているものなのです。
ですので、絵馬を書いて神社に奉納し、神様に願い事を叶えてもらったら、そのお礼をしに神社を再訪するというのが正しい参拝の仕方です。
お礼参りと聞くと、何か特別な儀式でも受ければならないのかと思われるかもしれません。
ですが、お礼参りの仕方は、通常の参拝と変わりません。
手水舎で手と口を清め、お賽銭を入れて鈴を鳴らし、二礼二拍手します。
そして願い事を叶えてもらった報告と感謝の気持ちを伝え、最後に一礼します。
偉そうに言うわけではないですが、私、これはしてました!
子供を妊娠した時、お寺に安産祈願に行き、そこで「腹帯」を頂きました。
腹帯とは、大きいお腹の重みを支えたり、お腹を冷やさないようにするための云わば「腹巻き」のことです。
そして子供が生まれてから、お礼参りに行ってその腹帯も返却しました。
お礼参りを終えた後、気持ちがとてもスッキリしたことを覚えています。
やはり、頂いたものはお返しするというのは両方でセットであり、当然のことでもあるんですね。
絵馬の値段は?
だいたいどこの神社でも500円から1000円までのところが多いようです。
最近では、各神社がオンラインで販売もしているようです。
こうすることで、遠方の方や体の不自由な方でも、神社のグッズが簡単に買えるようになりました。
絵馬は書いて神社に送ると、代わりに奉納して祈願してくださるそうです。
(そういったサービスのない神社もありますので、事前にお問合せ下さい)
絵馬の由来とは?
神社に行くと、絵馬がたくさん掛かっていますよね。
絵馬に願い事を書いて神社に奉納することは、皆さんよくご存じだと思いますが、その由来についてはどうでしょうか?
日本では昔から、馬が「神馬」とされ、神様の乗り物として神聖な動物であると捉えられてきました。
ですので、元は祈願の際には生きた馬が神社に奉納されていたそうです。
でも、馬は高価なもので奉納する側も大変ですし、奉納された神社側もその世話で大変です。
そこで平安時代には、生きた馬の代わりに木製や紙製の馬の像が使われるようになったということです。
さらに室町時代には、小型の絵馬を奉納するようになります。
そして江戸時代には、願い事が多岐に渡るにつれて、絵馬の絵もそれまでの馬だけではなく、色々な絵が描かれるようになったそうです。
また、絵馬の発祥は京都の貴船神社だと言われています。
貴船神社では、雨ごいの祈願の時には黒い馬を、晴れの祈願の時には灰色または赤毛の馬というように異なった毛色の馬が奉納されていたそうです。
ですが、一般的に、白馬が神の乗り物として、もっとも神聖な動物とされています。
私も貴船神社には何度か訪れたことがあります。
鞍馬寺から貴船神社へ抜けるハイキングコースは自然も素晴らしく、強力なパワースポットと言われるだけあって、清らかな気で満ち溢れていました。
絵馬をどこで書こうと迷ったら、ハイキングがてら貴船神社を訪れるのもオススメです。
以上を踏まえた上で準備しておきたいこと
では、これまで書いてきたことを踏まえた上で、準備しておきたいことを書いてみます。
何となく神社に行って、たまたま目にした絵馬に願い事でも書いてみようか、という気持ちで奉納するよりも、
明確な目的を持って、改まった気持ちで奉納する方が、絶対効果ありそうですよね!
今年絶対に実現したいことを明確に
絵馬には色々な願い事を書くことができますが、願い事そのものは一つに絞った方がいいそうです。
私の実家のそばには、かなり立派な神社があるのですが、子供の頃はよくその境内で遊んだものです。
そこに掛けられた絵馬の中には、何が書かれているのかわからないほど願い事で真っ黒になっているものがあり、子供心にも、「こんなんだったら神様も読めないな・・・」と思ったことを覚えています。
また願い事は、その年に実現したいことを自分の心の中で明確にしてから書くといいでしょう。
そうすることで、神様にあなたの思いや熱意が、スッキリと届けられるはずです。
この機会に、『今年の抱負』をしっかり決めておくのもいいですね。
抱負に関しては、これらの記事で詳しく解説していてオススメです。
関連記事:
今年の抱負はもう考えた?抱負を考える前に理解すべきこと
関連記事:
新年の抱負の決め方をミスって1年を台無しにしないために
神頼みではなくお祈り
絵馬に願い事を書くというと、一種の「神頼み」と勘違いしている人が多いようです。
ですが神様は、「棚からぼたもち」式に自分の願いが叶えられると、何の努力もせず神仏任せにしている人間には力を貸してくれません。
ですので、絵馬に願い事を書くのは、雲の上のどこかにいる神様へではなく、自分の内へ届けるためなのです。
参考記事:
祈りとはあなたの中の神(真我)に対して感謝すること
私はプロのスピリチュアル・カウンセラーとして、10年以上の間に12000名以上のクライアントのお話を聞いてきました。
その中で、やはり多くの方が、「神様は信じているけど、どこか外にいて自分を守ったり導いたりしてくれる存在」と考えておられることに気づきました。
でも、実はそうではなく、神様は自分の内にいるのです。
自分の内の最も賢く尊く美しい部分を、神様と呼ぶのです。
「神様」という言い方に抵抗がある人は、「自我」でも、「ハイヤーセルフ」でも、「スピリチュアル・ガイド」でも、自分が受け入れやすい呼び方でいいと思います。
絵馬は、その自分の内にいる神様に向けて書き、届けるものです。
つまり自分が、神様である自分自身と対話するという行為です。
そして、その神様である自分自身との対話を「祈り」と呼ぶのです。
絵馬は一つのツールに過ぎない
ですので、絵馬というものは、自分自身との対話、つまり祈りのための一つのツールに過ぎないということです。
そして祈るためには、絵馬を書くだけでなく、他にも色々な方法があります。
例えば、瞑想もその一つと言えるでしょう。
私は7つか8つの頃から、毎晩、寝る前に瞑想を続けてきました。
当時の瞑想の仕方とは、まず思い出せる限りの周りの人の名前を告げ、次にその人たちが今日も健やかに穏やかに過ごせたことを感謝します。
そして最後に、「私をもっと良い人間にしてくださいますように」という言葉で締めくくります。
というのは、その頃から、「自分の魂のレベルが上がれば、自分の内の神様のレベルも上がる」と知っていたからです。
日本人の幸福度が低い理由
私は今ベルギーで暮らしているのですが、ゆくゆくはオランダで暮らすつもりです。
というのは、オランダは「子供が幸せな国」の第一位に毎年ランキングされているからです。
私は、これからの地球の未来を担っていく子供たちが、自分の好きなこと、したいことを自由にできるような社会と教育作りに興味があります。
ですのでオランダという国で学べることがたくさんあると思うのです。
反対に日本の現状はというと、陰湿ないじめや過労、そして様々なストレスから、先進国の中では「自殺者の多い国」の第一位として挙げられています。
この差は一体どこから来るのでしょう?
オランダでは個人が、自分の好きなこと、したいことをある程度自由にできる社会体制ができている。
それに対し日本では、学校でも会社でも、ストレスまみれになって、したくもないことをせざるを得ない状況にある。
それが、日本人の幸福度が低い理由となっているのでしょう。
日本もそろそろ、個人がどうやって生きていきたいのか、どこを人生のゴールとするのか、また何を幸せとするのかを真剣に考えていかなければ、この先の未来はないと感じています。
お正月に一度だけ、ではなく毎週ゴールを確認しよう
先に書いたように、「ゴール」を設定し実行することは、自分の願う人生を手に入れるために有効的な方法です。
多くの人が、お正月に神社や寺に参拝し、「今年の抱負」を誓いますが、このように一年に一度だけではなく、毎週ゴールを設定し確認するのが効果的です。
ゴールに関しては、スピこじ編集長がYouTubeチャンネルで解説してるので、こちらも参考にしてみてください。
コーチング理論におけるゴールの解説
長期的なゴールはどうやって設定すればいい?
私はどうしているかというと、ゴール設定を、年と月と日単位でしています。
ノートに、「今年のゴール」、「今月のゴール」、「今日のゴール」をページ分けして書き、それぞれの項目に「今年中に達成したいこと」、「今月中に終えたいこと」、「今日中に終えたいこと」を記入していきます。
それに加えて、毎日「今日感謝したこと」も書いています。
こうすることで毎日生産的に過ごせるようになり、オンとオフのスィッチを上手に切り替えて、仕事にも遊びにも集中することができるようになりました。
教会に通うかわりに習慣的に神社参りをするのもいい
繰り返しになりますが、やはり何かを成し遂げるためには、ゴールを設定し、実行し、それを継続することが大切です。
特に日常の生活に追われ、忙しく疲れている人にこそ、自分のゴールや幸せについて考える時間を意識して持って頂きたいと思います。
キリスト教の方が毎週教会に通うように、習慣的に神社や寺をお参りするのもいいでしょう。
そうすることで、定期的に自分と向き合える時間を取ることができます。
まとめ
今回は、絵馬とは何か、絵馬の由来、絵馬の効果的な書き方など、絵馬についてまとめてきました。
でも、一番大切なことは「祈り」であり、絵馬やお札などは「祈り」のためのツールに過ぎないと捉えることです。
「祈り」とは、「自分の内の神と会話する」こと。
そして「自分の内の神と会話する」こととは、「自分と向き合って、自分の向かいたい先はどこか、自分の幸せとはどんな状態を指すのか」を確認することです。
その為に、神社や仏閣を参拝することを習慣にするのをオススメします。
これを続けていると、自分の人生が明らかに変化していくことを感じられると思います。
あなたの素晴らしい未来をお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログの内容が役に立った、と感じた方は下のランキングバナーを押していただけるとうれしいです^ー^
本気で人生を変えたいあなたへ
最後まで私の記事を読んで下さってありがとうございました!
スピリチュアル・カウンセラーとして12000名以上のクライアントと接してきた中で感じたことは、多くの方が「付け焼刃のスピリチュアリスト」、「フワキラ系のスピリチュアリスト」 の役に立たない情報の波に翻弄されてしまっている、ということでした。
悩みを解決するどころか逆に溺れてしまっている現状に、「本物のスピリチュアル」「役に立つスピリチュアル」を伝えていくべきとの考えから、サトリさんのブログでライターをさせて頂くことにしました。
一人でも多くの「スピリチュアル難民」が、自分の求める道を見つけることのできるような記事を提供していきたいと思っています。
話は逸れますが、私は幼少の頃から無類の本好きで、通学・通勤途中での信号待ちの数分間も、本を開いて読むというほどでした。
それは現在でも続いており、年に1度の里帰りの際には、日本語の本を60冊ほども買って来るほどです。 特に興味のある分野は、仕事でもあるスピリチュアル関係とアート関係、そして自己啓発関係、小説などです。
しかし、その60冊の中でも本当に読んで良かったと感動できる本は、1-2冊です。残念ながらそのほとんどが、大切なお金を出して買ったこと、大切な時間を使って読んだことを後悔するようなものなのです。
ベルギーに移住してから、自身のブログを立ち上げ、こちらでの生活について、スピリチュアルについて、アートについての情報を少しづつ発信してきたのですが、その際に色々な方のブログも見て回るようになりました。
しかし、ほとんどのスピリチュアル系、自己啓発系の方たちのブログの記事は、内容の薄いものであったり、「売りたい」エゴが先走ったものであったりと、心に響いてくるものがありませんでした。
そんな時目に留まったのが、唯一サトリさんのブログ「悟りの書 ~左脳系スピリチュアルのススメ~」だったのです。
読み応えたっぷりで、各記事で伝えたいことが最初から最後までブレていないので理解しやすく、私がクライアントに指導してきた「地に足のついたスピリチュアル」について書いておられることから、「この人はすごい!」と、たちまちファンになってしまいました。
今まで読んできた本は何だったのか、と比較すらできないほど興味深い内容で、次から次へと記事を読みふけってしまいました。
その流れで、サトリさんのオンラインプログラムを受講させて頂いたのですが、メールと音声と動画での立体的な学習構成で、とてもわかりやすく、かつ実践的です。
信じられないことに、こんなに充実した質の高い内容を気前よく無料で提供して下さっているので、本物のスピリチュアルを知り、役に立つスピリチュアルを実践したいという方は受講して絶対に損はないです。
というより、受講しないと損です。
ぜひ、ご一緒に学んでいきましょう!
【スピこじ】ライター、スピリチュアル・カウンセラー、画家、翻訳家。ベルギー在住。
お金、仕事、人間関係・・悩みごとはセッションでサクッと解決、アセンションへの準備を進めていきましょう。幼少の頃より、神さまからの絵と詩を降ろす。波乱万丈の人生を通して得た「地に足のついたスピリチュアル」がモットー。アートを描きながらチャネリング・カウンセリングをする独自の方法と、その的確さが口コミのみで広がり、これまでに12000名以上の実績を持つ。あなたが、好きなこと、したいことをして生きていく。これが世界への最大限の貢献です。役に立つ、実践的スピリチュアルで応援します!
“絵馬の書き方と由来とは?効果的な方法も解説します” への4件のフィードバック