【アセンション】
スピリチュアルが好きな人なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そして、スピリチュアルにのめり込んだ人なら、一度は憧れを抱いたのではないでしょうか?
アセンションに関する書籍やネットの記事では、サイキックな方々の体験ベースの説明が多い印象です。
そのせいなのか、何か特別で神秘的な、「わかる人にだけわかる」空気感を感じませんか?
私は、スピリチュアルの話は好きですけれど、科学や哲学を通したモノの見方を大切にしています。
ですので、ものごとを「論理的」に考えるタイプの人間です。
そんな私がこのアセンションの内容について調べて、「アセンションの秘密」に迫ろうと思います。
読んでいただくことで、アセンションをかなり身近に感じていただけるのではないかと思います。
アセンションと現実との接点を見つけたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
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また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。
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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。
ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。
興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。
では、本題に入りますね。
アセンションの秘密とは?
アセンションの秘密について調べると、ブログ記事がたくさん出てきます。
目を通してみますと、内容の解説をしているだけのものもありますが、「セミナー」などへ誘導するタイプのものも多く目につきます。
10年くらい前には、マヤ暦の周期と関連づけられ「2012年にアセンションによる地球の大変革が起こり人類が滅亡する」という話が盛り上がったそうです。
調べているとアセンションは地球に起こる話と、人に起こる話に分けられそうですね。
日本をはじめ、地球全体で起きている自然災害や悲惨な事件を、アセンションと絡めて話す人もいます。
どことなく、「不安を煽ってる」印象を抱かなくもない・・・です。
ビジネス的な利用もされている様子の「アセンション」ですが、そもそもの意味はどういうものなのでしょうか?
言葉の意味から探っていきます。
アセンションとは次元上昇
アセンション、という表記からして英単語のようですので、まずは辞書を引いてみます。
ascension (名詞)
上昇、即位
<英辞郎 on the webより>
ascensionには上昇とか即位という意味があるようです。
ascension day という言葉には「キリストの昇天した日」という意味があるらしく、宗教的な使われ方もされていますね。
スピリチュアルの業界では「次元上昇」という意味で使われていたり、説明されています。
次元上昇?
もうちょっと噛み砕いていかないと、わかりにくいですね。
今現在、私たちが生きている空間は3次元です。(縦、横、高さ、で構成される世界)
この3次元が、4次元、5次元と上がっていくことを、次元の上昇と言われます。
例えば、4次元になると「時間」が追加されます。
追加されるといっても、「過去、現在、未来」という概念がなくなり、一つになるので「過去も現在も未来もなくなる」という解釈ですね。
「今、存在しているこの瞬間にが全てがある」、とも言えますね。
ただし、「それを科学的に証明せよ」というのが通用しないのです、困ったことに。
なぜなら、科学とか物理といった概念は、3次元での出来事をベースにした学問ですので、次元が上昇して起こる現象について語ることが難しいのです。
一部、物理学のなかでもそれに挑戦している分野はあるようですが、極めて難解で、私のような一般人には理解できません。。。
アセンションは可視化したり、一般化することが困難な現象と言えますね。
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先ほども少し触れましたが、どうやらアセンションには2種類あるようです。
次は、そこに触れていきます。
アセンションの2つの意味
スピリチュアル的に「次元の上昇」を意味するアセンションですが、いまいちピンときません。
頭が固いせいでしょうか・・・?
ネット記事や書籍を見ていると、この「次元の上昇」という言葉をどうにか説明しようとした時に、2種類の例え話が多く出てきます。
一つは「個人」を例にしたもの。
もう一つは「人類(社会)」を例にしたもの。
個人にアセンションが起きた場合と、人類にアセンションが起きた場合で、アセンションを説明されているのでそれぞれ見ていきましょう。
個人意識としてのアセンション
アセンションは「次元の上昇」という意味で使われています。
次元の上昇が個人に起きると、どんな風になるのでしょう?
3次元の空間が、4次元、5次元となっていった時、間違い無く言えるのは「物理法則が通用しない」ということです。
これまで「現実に起きたこと」を明らかにするために使われてきた方法が、使えないと思ってください。
3次元空間では、何かしらの物理法則を用いた方法で「可視化(目に見える形にできる)」ができました。
3次元空間の特徴は、触れることができる、見ることができる、とも言えます。
ですので、次元上昇した空間というのは、「触れることも見ることもできない」空間と言えますね。
触れることも見ることもできない存在や空間に対しては、「感じる」ことが重要になります。
わかりやすい表現に変えますと、「見えないものを大切にする、重要視する」ような意識が芽生えていくのが個人意識としてのアセンションと言えます。
個人レベルの次元上昇によって、体、モノ、といった物質的なものではなく、「気持ち、つながり」といった精神的なもの、目に見えないものを大切にするようになっていきます。
そして、過去や未来に拘らず、「今、自分」が全てであるという意識になります。
過去にも未来にも拘らなくなるので、「不安や恐怖や怒り」の感情は感じにくくなります。
悟りの境地に近いでしょうかね。
アセンションを調べていくと必ず、「愛」とか「感謝」という単語を目にするのはそのためでしょう。
個人のレベルで起きるアセンションについては、こんな風に言えます。
では、仮にその次元上昇した個人が集まったとしたら、どうなるかを考えてみましょう。
人類意識としてのアセンション
歴史を遡っていくと、人類でも言葉を使っていなかった時代があるらしいことを学問の世界では言われます。
言葉を使わないということは、意思の疎通はどうやって行なっていたのでしょう?
身振り手振り?
私はそうじゃないと思っています。
身振り手振りが通じるには「意味」を共有して、「Aを表現するには、1というジェスチャーを行う」ということがお互いに合意できていないといけません。
なので、おそらく言葉がなかった時代は「テレパシー」のようなものを用いて、集団行動をしていたのではないか、と考えます。
まさに「見えないもの、触れられないもの」です。
それが、進化の過程で、言葉、知性、力、が生まれ、形に残す技術が出来ました。
形に残すことができたので比べることが可能になり、競争や争いにもつながる結果となります。
様式を変えながらも、現代の資本主義社会はこんな風に歩んできていると言えますね。
つまり、3次元空間でのルールを適用すると、「可視化」ができて「比較」が可能になります。
比較の元になっているのは「分離的な思考」と考えます。
- AとBが分かれているから、比べることができる。
- 私とあなたが、別物だから、比べることができる。
比べて優劣をつけてきたのがこれまでの社会でした。
「3次元空間の意識、分離的な意識」であった個人が集まった結果、そのような社会が生まれたのですね。
では、次元上昇した個人が集まって、次元上昇した人類はどのような意識となるのでしょう?
アセンションした人類による社会とはどんなものなのでしょう?
アセンションのキーワードになるのは「目に見えない、触れられないモノを大切に」でした。
次元上昇した人類は、モノや記号(お金、順位など)といった可視化できるものではなく、「つながり(関係)、体験、感情」を大切にするようになると言えます。
- 分離的な思考でなくなっていけば、「私とあなた」を分けるものがなくなる。
- 争うことや戦うことがなくなる。
- 奪い合うことはなくなり、分け合う社会になる。
- 相手の気持ちが自分のことのように感じられるようになる。
- 誰かを大切にするように自分を大切にして、自分を大切にするように周りを大切にする社会になる。
そんな風になってほしい、、、でしょうかね。。
たしかにニュースやインターネットを見ていると、現代はかなりギスギスしていますものね。
そういう社会から抜け出して、次元上昇した社会にいきたいという人も出てきているようです。
そういう人たちを「目覚めた人」と呼ぶのでしょうか?
でも、例えば、「誰かが好きだ」みたいなのは明確に「私と他者」が分かれているから生まれる感情ですよね。
それはそれで、幸せな体験かな、と私は思います。
私は、次元上昇をゴールにするのではなく、現代の問題の解決策の一つという捉え方になる印象を持っています。
調べている過程で、「地球の次元上昇」という言葉も目にしました。
地球の次元も上昇するようです。
さすがにイメージが湧きにくいですね。。。
そこでは、「天変地異も地球の波動が上昇したことによって起きている」、みたいな解説がされることがあります。
私はこれに関しては、納得できません。
被災した人たちの体験や感情をどう説明したらいいか、私にはわかりません。
地球の波動上昇に合わせて、アセンションできないと空間にいられなくなる、みたいな書き方もされていました。
予言と合わせて語られる時もありますね。
選民思考的で私は好きではありません。
スピリチュアル的には「波動上昇した地球も、そうじゃない地球もパラレルに存在する」のではないのですかね?
なので、自分で気付いて選ぶだけのようにも思うのですけど・・・
これは、別のテーマになりそうですので、これ以上はやめておきます。
さて、アセンションが個人に起きると、特徴的な出来事が出てくるようです。
一体なんでしょう?
アセンションの症状とは?
何度も繰り返してきましたが、アセンションとは次元の上昇を言います。
自分の意識が上昇すると、少なくとも「これまでの自分」とは違う存在になります。
意識が変化していく「前兆」として、体には様々なサイン(症状)が現れるそうです。
そういったサインを通して、変化の準備をしていると考えることができますね。
では、どんなサイン(症状)が現れるのでしょうか?
耳鳴りや頭痛
次元が上昇することを「周波数の変化」と表現されることがあります。
それを気圧に例えて、気圧が変化した時の症状のように耳鳴りなどが生じると解説されます。
飛行機に乗っている時、新幹線がトンネルを通過する時など、耳鳴りや頭痛を感じることがあると思います。
アセンションの前兆として、意識の周波数が変化している時にも、そのような症状を感じ取るようです。
好みが変わる
自分自身のアセンションが近づくと、「本来の自分」に気付きやすくなります。
誰かに合わせて選択していたり、人の目を気にして選択していたり、人の意見に流されていた人は、これまでと違う選択をするようになるでしょう。
それを、「好みが変わった」と自覚するかもしれません。
「習慣」というものは、過去に出会った他者や自我が作り上げた場合が多いので、「これまでだったら選ばなかった」ような選択をすることで気づくかもしれません。
不安やイライラが募る
アセンションが近づくと、意識の上で「私とあなた」の境界が曖昧になっていきます。
その結果、関わる相手が「自分なのか他者なのか」わからなくなり、混乱が生じるそうです。
相手の行動の中に、自分自身の嫌な部分を重ねてしまい自己嫌悪に陥ったりと、感情の面で不安定になることが多いようです。
このように、原因がよくわからない不安やイライラを感じるのも、前兆(サイン)と言われます。
自分自身に対する欠乏感
アセンションが起きれば、これまでの自分とは違う自分になります。
まさに、次元をジャンプする感じでしょう。
肉体はそのままで、意識の変化が起きることで「これまでの自分」に対しての自身が失われる感覚が生まれます。
「今までの自分はなんだったのだろう?」
といったような感覚をいうのだと思います。
アセンションの過程でこういう感覚が生まれるでしょうけれど、次元の上昇がおこると「時間の概念」がなくなるので過去の自分との比較はしなくなるはずです。
一時的なものであると考えます。
感情の振れ幅が大きくなる
よく涙するようになったり、怒ったり、感情の起伏が激しくなるとのも前兆の一つと言われます。
アセンションによって「本来の自分」が出てくることが理由に挙げられます。
他者との距離をとるようになったりして、感情の整理をするタイミングを意味していると思われます。
このように、いくつかの前兆(症状)が肉体的にも精神的にも現れるようです。
気をつけて欲しいのは、病気と混同しないことです。
重篤な病気が隠れているパターンもありますので、「ああ、アセンションが近いな」と片付けずに、症状がひどい時には医療機関を利用しましょう。
ネット上の情報への考察
現代は、何かしらの不調があると、インターネットで調べる時代になっています。
およそ命の危機である場合は、真っ先に救急車を呼んだり病院を受診したりしますよね。
それほど重大なことが起きていなければ、まずはインターネットで検索するのではないでしょうか?
私はGoogleで検索しちゃいます・・・
世間の分離意識が強まっているせいか、人によっては「相談する相手」がいないこともインターネットの利用が選ばれる要因かもしれません。
検索すると、ネット上で様々な情報と出会います。
体のことだけでなく、精神的なことについても語られています。
その時の自分の身体状況、人間関係の悩みとリンクしている内容が、ドンピシャで解説されていたら「おお、そうだったのか〜」と妙に納得しますね。
その記事への信用が高まっている状態で「今、アセンションしないとまずい」とか「アセンションすれば悩みが解消できる」と書いてあるのを見たら、その気になります。
信じちゃっていますからね。
その流れのまま「占い」や「セミナー」に誘導するページをいくつも見ました。
これは二つの意味で注意が必要です。
一つは、体調を自己判断するのは危険な時がある、ということです。
例えば、耳鳴りも頭痛も、それを主症状としている病気があります。
その診断は専門家の力が必要です。
ネットを活用した自己判断は気をつけましょう。
もう一つは、お金の面です。
「今、アセンションしないと間に合わない」などの不安を煽り、高額な商品のセールスにつなげていくパターンがあります。
アセンションに間に合わないのかどうか、本当のところはわかりません。
アセンションは誰かがしてくれるものではなく、自ら選ぶことです。
間に合わないから誰かにアセンションしてもらおう、といった依存的な気持ちでは、アセンションに向かわないことでしょう。
キャッチコピーに煽られて、カモられないように気をつけてください。
変化が起こる前には葛藤や悩みがある
人生には誰にでも転機と呼ばれるものがあります。
その転機を前にすると、葛藤や悩みを経験するものです。
それはなぜでしょうか?
「これまでの自分を変えるか、変えないか」の選択を迫られているからです。
選択を迫られながら、意識は「これまでの習慣」に引っ張られます。
これまで通りの行動を選択しようとします。
「変えようかな」と思う自分に対して、「これまでの習慣」という過去の自分がブレーキになり抵抗が生まれます。
「変えていいのか?」
「このままでも良いのではないか?」
それと同時に、
「このままではいけない。」
「なんとかしなきゃ。」
という意識も同居した状況になっています。
それが、葛藤や悩みの正体です。
これまでの自分を壊して、レベルアップを図る。
転機を迎える時には、だいたいそんなことが起きます。
その構造は、次元の上昇と言われるアセンションとほぼ変わらないと思いませんか?
アセンションは神秘的な体験ではなく、誰にでも起きていることなのかもしれませんね。
転機を迎え入れたことによる変化のように、アセンションが特別なことではなく誰にでも起きるのだとしたら、その人にはどんな変化が起きるのでしょう?
その特徴を探ります。
アセンションした人の特徴
アセンションした人の特徴でよく挙げられているのは
・権力者や親切な人に依存せず、自分の考えを持ち自らの判断で行動します。
・全ての経験を自分の成長のための学びと捉えます。
・自分の感情をコントロールして、嫉妬や憎しみなどに振り回されません。
・依存的ではなく主体的になるのでクリエイティブな発想が生まれてきます。
といった表現です。
他にも
・予知夢を見やすい。
・眠気を感じやすい。
・エンジェルナンバー(宇宙からのメセージ)を見やすい。
などといったものも目にします。
私の正直な印象としては、「なんとでも言えるだろうな」という気持ちです。
これは否定的な見解ではなく、意識の次元上昇が起きて、物質、時間、空間の概念が統合されていけば、様々な現象が起こり得るだろうという思いからです。
自分の身に起きたこと、自分が感じていることを、誰かが言っていることに当てはめるのではなく、謙虚に真摯に、現実と向き合っていく態度が大切ですね。
ところで「アセンション」、「次元の上昇」という言葉からは、何か神秘的な、あるいは特別な印象を受けませんか?
しかし、先ほどのようにアセンションした人の特徴の例を見ていくと、そこまで特別な印象を受けませんよね?
私だけでしょうか?
続いては、その部分を語らせてください。
アセンションは特別なことではない
先ほど、「アセンションは特別か?」と投げかけました。
アセンションの結果、起こることを見たら「特別ではない」気がしてきたのです。
私の感覚と思考を通した結果になりますが、「なぜ特別に感じないか」を細かく解説します。
人としての器が広がる
アセンション(次元の上昇)が起きると、「目に見えない部分」を大切にするようになる、と前半に書きました。
それはつまり、「相手の気持ちや相手の立場」を考慮して振る舞えるということに繋がります。
これは、何か特別な、神秘的な出来事によるスピリチュアルな変化というよりは、「人としての成長」という誰にでも起こる変化とも言えます。
人生における様々な経験を通して、人としての器が大きくなることは、次元の上昇で時間や空間を超越するまでもなく起こると思うのです。
そういう人間になろうとするかしないかの違いだけで。
抽象度が上がる=思考の枠が取れる
人生の転機を迎え、チャレンジをして、成功や失敗を経験していくと、「過去の自分」を壊して飛び越えていく経験をします。
その結果、これまでにない思考ができるようになったり、これまで気づかなかった部分に目が向いたり、気配りができるようになります。
これを「抽象度が上がる」という表現ができるのですが、これもスピリチュアルな体験というよりは日々の実践の中で起きます。
アセンションの結果起きることは、日々の努力の結果得られることと大差はないように感じます。
問題は「そうなりたいかどうか」です。
自分ごととして考えられる範囲が大きくなる
アセンションが起きることで、自我(エゴ)の枠が外れ、意識の上で他者との一体感が生まれると聞きます。
前半の方にも、アセンションが起きると「私とあなた」という「分離的な思考」ではなくなっていく、という風に説明しました。
先ほど挙げた「特徴」でも、依存的ではなく主体的になると書きました。
これは「何事も自分のことのように感じることが可能になる」とも言い換えられます。
そして、仕事においても、家庭においても、「課題を自分ごととして捉え、自ら進んで考え実行する人」の評価が高まっています。
過去には「言われた通りのことができる人」が評価された時代があったと思いますが、時代が変わってきました。
これはつまり、アセンションで目覚める能力が「デフォルトで求められている」とも言えるのです。
その意味では「特別視しない」対象になりますね(ハードル高いですけど・・・)。
人生経験によって人格が磨かれる
様々なタイプの人と会い、人生経験が積まれていくと、人間関係上の失敗も多く経験します。
そういう経験の結果、「相手に相応しい振る舞い」というものを学んでいきます。
「自分の感情に振り回されない」ということもアセンションした人の特徴に挙げられていました。
まさに、このことを指しているのではないでしょうか?
出会った人との関係性を一つずつ丁寧に整理していくと、何によって関係が上手くいくかわかるようになります。
アセンションを意識するまでもなく、日々の生活を丁寧に送ることで「次元の上昇」と言われる出来事と同じようなことが起こります。
アセンションは、現実のあなたから遠くに離れた神秘的なものではなく、すぐ近くに存在する「成長したあなた」のことを言うのではないでしょうか?
かなり長くなってきましたので、「どうやってアセンションするのか?」という部分に迫りましょう。
アセンションするためには?
アセンションの方法論については、色々と語られています。
感謝を忘れずに生きる、執着を捨てて波動を高くする、カルマの浄化をする、というような感じで。。。
わかったような、わからないような、ですね。
(もしかしたら、わざとわかったような、わからないような状態にしておいて、「実践する」ためにセミナーに呼ぶ???)
私は、アセンション自体を神秘的で特別なものとして捉えずに、誰にでも起こり得る現実的なものとして考えています。
ですので、アセンションするためのポイントは「本来の自分になる」に尽きるかなと考えます。
きっとあなたもそうだと思うのですけど、人は成長していく過程で「自分じゃない誰か」の意見を見たり聞いたりしています。
そして、いつのまにか「それが自分の考え」だと思い込んでしまいます。(自我)
自分の考えも入っているかもしれませんが、誰かの考えも入っています。
そうやって親や友達の目を気にしながら生きていく過程で、「本来の自分」を忘れてしまうのです。
自分の身に起きることを、丁寧に観察して、向き合って、感情を手掛かりにしながら「本来の自分」を思い出す作業は、次元の上昇で起こる結果に近づきます。
アセンションはゴールではなく通過点です。
現実の、現在の自分と向き合って、自分自身の成長を追い求めて生きましょう。
ちなみに、スピこじ編集長も引き寄せの法則にハマって、その後、【カルマの燃焼】という経験を経て、アセンションのような体験をしたようです。
詳しくはこの記事を読んでみてください。
一つの経験談、事例として参考になるかと思います。
参考記事:
引き寄せの法則に振り回されて闇堕ちしたリアルな実話【失敗すると危険?!】
この記事のまとめ
アセンションの意味、アセンションの前兆、アセンションの結果として起こること、についてまとめてきました。
アセンションはとても身近な存在で、アセンションが起きている人は意外と多いのでは?と思えてきましたね。
スピリチュアル好きからしたら、神秘的なイベント、憧れの状態、のようにも映りますが、私はもっと現実的なテーマのように感じました。
最後にポイントを整理しますので、一緒にご確認ください。
・アセンションという言葉は「次元の上昇」という意味で使われている。
・4次元、5次元、と次元の上昇に伴い、時間や空間の概念が統合されていく。
・アセンションは個人と人類(社会)に分けて考えられる。
・個人意識としてのアセンションは、見えないものを大切にするという「精神世界」の方に向かう。
・社会からみたアセンションでは「物質をベースにした分離的な思考」から「関係や体験を大切にする」方向へ向かう。
・アセンションが起こると、意識の上で、「私とあなた」の境界線があいまいになるので争いは減っていく。
・アセンションの前兆として、耳鳴りや頭痛や不安感などのサインが肉体的にも精神的にも現れる。(自己判断せず症状がきになる時は医療機関を受診しましょう)
・アセンションという言葉を使って、セミナーや占いに誘導するビジネスもあるので注意が必要。(セミナーや占いに参加すること自体を否定はしていません)
・誰にでも起こる人生の転機と、アセンションによって起きる変化の構造はとても似ている。特別視はしなくてもいい。
・現実と向き合って、日々、真摯に、自分の成長のための努力をすることはアセンションで得られることと同じ方向へ向かう。
参考記事:
人生の転機の意味とは?スピリチュアル的に解き明かす
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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本気で人生を変えたいあなたへ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
「願ったことが叶う」といった具合に、宇宙の法則はシンプルな因果関係で説明されているのを聞いたことがあると思います。
そうなのでしょうか?
私は病気や怪我からの回復や、再発の予防という分野で仕事をしていました。
その現場では「そんなにシンプルか?」と感じるような出来事をたくさん経験しています。
勉強していく過程で「体、心、魂」の関係性によって病気や怪我が生まれるのではないか?という考えに至り、スピリチュアル関連の書籍を読み漁っていましたが、どうも納得がいきません。
もともとが理系脳だったためか、スピリチュアル関係の人の言われている文章は理解できても、なんだか腑に落ちないというか、「違うんじゃない?」という感覚でいました。
そうは言っても、肉体と心と魂の関係の探求からは離れることができずに、思考がぐちゃぐちゃな状態でいました。
そんな時、このブログの管理者でもあるサトリさんの情報に触れる機会があり、これまで腑に落ちなかったところが解決できたのです。
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