瞑想とは?意味と方法、そしてメタ認知の先の世界

どうも、サーファーのTakAです。
 

近年、『瞑想』というのがにわかに注目されるようになってきました。

ネットで検索しても、たくさんの瞑想法がヒットしますよね。

「瞑想を始めてはみたけれど、自分のやり方が合ってるのかわからない」

って人も多いんじゃないでしょうか?

 

確かに、瞑想を始めたばかりの人にとっては、

どれが正しい方法なのか?

どれが自分にあったやり方なのか?

を判断するのは難しいかもしれませんね。

 

そんな人は、まず瞑想のメカニズムをしっかり理解しましょう。

瞑想をしている時、脳内ではどんなことが起こっているのか?

が理解できれば自分に合った瞑想法を選ぶことができるし、自分でやりやすいようにアレンジしたりなんかもできるようになります。

 

この記事では、

「そもそも、瞑想とは何なのか?」

というところから、その意味や歴史、そして、その科学的なメカニズムをわかりやすく解説しつつ最終的には、

「瞑想の先には何があるのか?」

ってところまで深掘りして行きます。

 

また、以下の記事も併せて読んでみると理解がより深まると思います。

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保存版の内容になってるので、できればブックマークやお気に入り登録をして何度か読んでみてくださいね。

瞑想とは?

まず最初に、

「そもそも瞑想とは何か?」

って話なんですけど、結論から述べるなら、

「瞑想とは前頭前野を鍛えるトレーニング」

と言うことができます。

瞑想とは「脳トレ」なわけです。

 

人間の脳ミソというのは、ザックリ内側から、

1: 本能を司る脳幹(爬虫類脳)

2: 情動を司る大脳辺縁系(哺乳類脳)

3: 理性を司る大脳新皮質(人間脳)

という三層構造になっています。

 

前頭前野というのは、脳の進化のプロセスで最後にできた大脳新皮質に位置します。

人がイヤな情動記憶に囚われたりするのは、哺乳類脳にある海馬と扁桃体があくせくと働いているからなんですが、この働きをコントロールするのが前頭前野の役目なのです。

人間脳と哺乳類脳というのはシーソーのような関係になっていて、片方が優位になると、もう片方の力は弱まります。

瞑想で前頭前野を鍛えることは、こうした人間脳と哺乳類脳のシーソーゲームで、人間脳を勝たせようとする試みなわけです。

 

前頭前野には人間としての可能性が封印されています。

瞑想は、その封印を解いて可能性を開花させる鍵となるのです。

当サイトの編集長も瞑想について具体的に解説しています。

映像や音は文字情報よりも潜在意識に届きやすいので、併せてご覧になると、より理解が深まるはずです。

 

と言うことで、まずは伝統的な2つの瞑想法を取り上げて、その本質的な意味を探ってみましょう。

瞑想の意味

上座部仏教の伝統的な瞑想法に、

・サマタ瞑想

・ヴィパッサナー瞑想

という2つの瞑想法があります。

 

「サマタ」とはパーリ語で『止』を意味します。

「ヴィパッサナー」はパーリ語で『観』です。

これらを合わせて『止観(しかん)』と言います。

止観とは「止めて観る」こと。

つまるところ、

瞑想とは、煩悩を止めて、自身を客観的に見るための方法

と言うことができます。

 

ちなみに、スピリチュアルでは、

「世界をありのままに見ましょう」

ってことが、よく語られますが、これは仏教で言う『止観』のことを指しています。

これについては、後半、脳科学的解説を入れてガッツリ深掘りしようと思いますが、序盤はまず基礎知識編ということで、瞑想の歴史についても知っておきましょう。

瞑想の由来と歴史

瞑想の歴史を紐解いていくと、古代インダス文明の都市・モヘンジョ=ダロの遺跡から発掘された印章の中にその痕跡が見られます。

と言うことは、瞑想は今から5000年以上も前から存在していたことになりますね。

ちなみに、釈迦は今から2500年前、当時、流行っていた超ドM苦行(笑)を断念してブッダガヤの菩提樹の下で瞑想していたところ、悟りの境地に至ったと言われています。

量子論や相対論によって証明された結論と同様のことを、科学や数学の知識なしに瞑想だけで導き出したと言うから驚きです。

瞑想によって前頭前野が優位になり、IQ がアップするのは事実ですが、それにしても釈迦の天才性というのは規格外だったようですね。

その瞑想も、仏教の伝来とともに東アジアで広まり、現在、日本では『禅』として知れ渡っています。

 

また、1960年代には、アレン・ギンズバーグやジャック・ケルアックらカウンターカルチャーの指導者たちが物質文明への対抗策として瞑想を推奨していたことで、当時、ヒッピーたちの間でも広く愛好されるようになりました。

 

それから、1968年、ビートルズがヨーガ指導者であるマハリシの教えを請うためにインドのリシケシュ(ヨガの聖地)を訪れたことにより、公共の電波も手伝って瞑想は世界中で認知され始めたことも付け加えておきます。

 

1979年には、MIT医学部教授であるジョン・カバット・ジンによってマインドフルネス瞑想が体系化され、今では、多くの企業が社員研修でマインドフルネスを採用しています。

スティーブ・ジョブスやタイガーウッズ、イチローや松下幸之助さんといった著名人にも愛好家が多いですね。

本屋に行けば専門コーナーがあるほど、たくさんの書籍も出版されており、より大衆的に、より気軽に、よりポップになって一般に知れ渡っています。

僕も、過去に精神的にまいってた時期があって、その時に専門家の下でマインドフルネスを教わり、ずいぶんと救われました。

瞑想によって僕らは平穏な心を育むことができるわけですが、他にはどんな効果が期待できるんでしょうか?

瞑想で得られる効果とは?

瞑想は「百利あって一害なし」とでも言いたくなるほどメリットだらけです。

以下に、その代表的な効果を挙げてみました。

 

・集中力の向上 + 疲れにくくなる

脳は、放っておくと勝手に過去か未来を彷徨いはじめます。

これは、『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)』と呼ばれる神経回路の働きで、ボ〜としている時でも、常に思考が浮かんでは消えてエネルギーを消費しているのです。

例えば、過去の失恋を思い出して切なくなったり、老後の貯蓄を心配して不安になったり、
または、昨日の仕事のミスが頭に浮かんでヘコんだり、今日の晩御飯は何にしようかを思いを巡らしたりと、
人間の脳というのは、「今、この瞬間」に留まることがすこぶる苦手なわけです。

瞑想は、こうした分からず屋の脳を手懐けて、「今を感じる」手助けをしてくれます。

集中とは、

「今、この瞬間に意識のフォーカスを持っていくこと」

です。

今を感じることができるようになると、集中力が上がって無駄なエネルギーの消耗が減るのも頷けますね。

 

・ストレス軽減(リラックス効果)

瞑想は高ぶった交感神経をクールダウンして不安や緊張を和らげてくれます。

交感神経優位モードから副交感神経優位モードにシフトすることで、リラックスすることができ、かつ、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促します。

セロトニンは、うつ病治療にも効果的だと言われてますね。

また、ランナーズハイで知られるエンドルフィンも多く放出され、ストレスに対する鎮痛効果も期待できます。

余談ですが、「だるまさんがころんだ」で知られる達磨大使は瞑想修行中にエンドルフィンとセロトニンが出すぎて、自分の足が腐ったことにも気づかずに延々と瞑想し続けたとか・・・。笑

真偽のほどは定かではありませんが、瞑想によって脳内麻薬がたくさん分泌されるのは事実みたいですね。

 

・自己コントロール能力が上がる

瞑想は自分の思考を観察する方法なので、自ずと客観性が上がって自分の煩悩をコントロールできるようになります。

例えば、僕は瞑想のおかげで割と簡単に禁煙に成功することができました。

禁煙のキッカケは子供の誕生でしたが、瞑想をやっていなかったらここまですんなりと禁煙することはできなかったと思います。

喫煙の衝動に駆られたら、その感覚をただ観察して思考がそこに囚われないようにすること。

この作業を淡々とやっていっただけです。

これは禁煙だけでなく、あらゆる感情に対して効果を発揮します。

実体験ベースで言えますが、本当に「淡々と」って感じです。

 

さて、次は瞑想の種類を見ていきましょう。

瞑想の種類

一口に瞑想と言っても、たくさんの種類があります。

・サマタ瞑想

・ヴィパッサナー瞑想

・マインドフルネス瞑想

・禅

・TM瞑想

・歩行瞑想

・食事瞑想

・ダイナミック瞑想

等々。

ここでは比較的新しい瞑想であるマインドフル瞑想と、伝統的な瞑想であるヴィパッサナ瞑想を紹介しましょう。

先に言っておきたいのですが、実はマインドフル瞑想もヴィパッサナ瞑想もそんなに大きな違いはありません。

唯一の違いといえば、その目指すところ(解脱を目的とするか否か)でしょうか。

ちなみに、僕はマインドフル瞑想を愛好しています。

マインドフル瞑想

先にも少し触れましたが、マインドフル瞑想は、MIT医学部教授のジョン・カバット・ジン博士によって考案されました。

これはヴィパッサナ瞑想から仏教的な要素を排除して現代風にアレンジしたもので、医療や臨床心理の現場でストレス低減法認知行動療法の一環として実践されるようになったのが始まりです。

 

以下の動画は、マインドフルネスの考案者であるジョン・カバット・ジン博士のインタヴュー動画になります。

瞑想についての本質的な部分に触れているので是非、ご覧になってください。

 

 

Google が社員研修に採用していることは、あまりにも有名な話ですが、ビジネスだけでなくスポーツ選手にも愛好者が多いですね。

僕はサーフィンをライフスタイルとしているんですが、実は世界のトップサーファーには瞑想やヨガを実践している選手がめちゃめちゃ多かったりします。

ヴィパッサナ瞑想

ヴィパッサナ瞑想は釈迦が悟りを開いた瞑想としても有名です。

解脱を目的としていところから、修行的な要素が含まれてきます。

釈迦以前から存在していた瞑想法ですが、釈迦のお陰でクローズアップされ、ミャンマー出身の指導者・ゴエンカ氏によって世界中に普及しました。

今では世界中に瞑想センターが設立され、日本でも千葉と京都に『ヴィパッサナー瞑想10日間コース』というのがあります。

この施設に関しては、その苦行っぽさと、経験者が口を揃えて語る「すごくよかった」という、ぼや〜っとした予定調和的な体験談から、僕はあまり興味を惹かれてなかったんですが、この記事を書いている途中で見つけたある方の体験レポが素晴らしかったので以下にシェアします。

10日間の完全沈黙|ヴィパッサナー瞑想体験

文章が個性的な割に主観と客観のバランスも取れていて、かつ具体的。

とても価値のあるレポートだと思います。

 

さあさあ、次から、いよいよ肝心の瞑想の具体的なエッセンス(方法)を学んでいきましょう。

瞑想の方法

方法論に関しては本当に多岐に渡ります。

「絶対これじゃないとダメ!」

って感じではないですが、ここでは代表的なやり方を紹介しようと思います。

両者ともエッセンスは同じで、「今、この瞬間に気づく」です。

「今、この瞬間に気づく」を繰り返しトレーニングすることで、脳に執着しないクセができていきます。

人にもよりますが、早い人であれば1〜2週間ほどで効果を感じられるようになると思います。

ただ、それがクルーズコントロールのように続く、というわけではないので、効果を持続させるためにも瞑想を習慣化してみてくださいね。

マインドフル瞑想

一番、簡単なやり方は呼吸を観察する方法です。

まず、目を閉じて姿勢を正し、呼吸に意識を向けます。

なるべく大きく深く呼吸してください。

呼吸一つ取ってみてもいろんな感覚があることがわかります。

吐く息の方が吸う息よりも暖かかったり、吐く時間の方が吸う時間より長かったりするかもしれません。

呼吸の音も、心なしかいつもより大きく聞こえることでしょう。

そうした感覚を、ジャッジを加えることなく、ただ観察してみてください。

「思考を止めて、観る」のです。

まあ、実際のところ、思考を止めるのは不可能なので思考が出てくるのは仕方ないことですが、それに気づいたらすかさず呼吸に意識を戻す、って感じですね。

「思考している自分に気づく」ってところがポイントです。

雑念に気づいたら、また呼吸に意識を戻し、これを繰り返していきます。

 

なぜ、「呼吸」なのでしょうか?

それは、呼吸というのは、まさに「今、この瞬間」のことだからです。

つまり、「呼吸に気づく」ということは、「今、この瞬間に気づく」ことでもあるのです。

おそらく、初めのうちは思考が暴走して、長い時間、呼吸から意識が外れてしまったりするかもしれません。

全然、OKです。

少しづつできるようになってきます。

 

ちなみに、僕がマインドフル瞑想を教わった時は、呼吸の他にボディスキャンという方法を学びました。

これ、どうやるのかって言うと、頭のてっぺんから足のつま先まで、CTスキャンのように少しづつスキャンしていく方法です。

もうお分かりだと思いますが、皮膚感覚というのも「今、この瞬間」の出来事ですね。

やってるうちに、体の部分部分が痒いってことにも気づきだすと思いますが、そこでも、

「ああ、なんか背中が痒いな」

と思考を挟むのではなく、その痒みの感覚を観察するだけです。

ただ、皮膚感覚の方が呼吸よりも微細な感覚なので、ボディスキャンの方が難易度は高いかもしれません。

 

さて、次は、ヴィパッサナ瞑想のやり方です。

ヴィパッサナ瞑想

ヴィパッサナ瞑想については、スリランカ上座部仏教の長老であるアルボムッレ・スマナサーラ氏から学んだことを中心に解説します。

ヴィパッサナーというのは、パーリ語で、「ヴィ(vi)」は「明確に」の意味で、「パッサティ(passati)」は「観察する、見る」という意味です。

「明確に観察する」とは、どういうことでしょう?

ものを見ても主観で処理せず、事実でとまるということです。

見えたことは事実ですから、そこで感情が生まれないように、「見えました」と念じます。

現代人のための瞑想法|アルボムッレ・スマナサーラ|サンガ新書

ヴィパッサナ瞑想のやり方も色々ありますが、基本は「実況中継」です。

今この瞬間に起きていることに気づき、それを一つ一つ実況中継していくのです。

実況中継している間は、必ず思考(ジャッジ)は止まります。

そうやって思考を止めて主観から離れることで、感情に囚われなくする訓練がヴィパッサナ瞑想だと考えてください。

 

こんな感じやっていきます。

まず、目を閉じるときに、

「目を閉じます」

と実況します。

それから、呼吸する際の腹を観察して、

「膨らみ」「縮み」「膨らみ」「縮み」

と実況し、呼吸を観察して、

「吸っています」「吐いています」

と実況し、あるいは、背中の痒みに対して、

「痒み」「痒み」「痒み」

と実況中継します。

 

ポイントは、

「子供の遊び声が聞こえるな」

「ああ、なんか足が痛くなってきたな」

と思考を挟まずに、只々、観察者に徹することです。

妄想や雑念が出てきたら、

「雑念」「雑念」「雑念」

足が痺れてきたら、

「痺れ」「痺れ」「痺れ」

鳥の声が聞こえたら、

「音」「音」「音」

です。

事実を事実としてだけ捉え、そこに主観的な解釈を挟まないことで執着を生まなくなります。

慣れてきたら、実況中継の部分をマントラに変えてもいいし、言語的解釈を挟まずにただ観察できるなら、それでもいいでしょう。

 

これは日常生活でも簡単に応用できます。

同僚、夫婦、親子などは、苛立ってケンカばかりしています。

そんな時、相手が言うことに対して「音」、「音」と念じるのです自分の心を汚すのは、ただの「音」です。「音」があることは事実です。

だから、「音」、「音」と念じると、感情の世界は生まれなくなって、そこで消えてしまいます。

現代人のための瞑想法|アルボムッレ・スマナサーラ|サンガ新書

日常の中でも応用ができれば、人間関係がグンと良くなるし軋轢も少なくなります。

メカニズムさえわかってしまえば、けっこう簡単に応用ができるようになるので、まずは基本的なやり方で実践しつつ、その仕組みを理解していってください。

ゼロの境地:メタ認知能力を高めること

人間の脳には、RAS(網様体賦活系)という機能が組み込まれています。

人間は、日々、五感を通してものすごい量の情報に触れているわけですが、その全てをインプットして処理しようとすれば、脳はメモリが足りずにオーバーヒートしてしまいます。

そこで、脳というのは自分にとって本当に必要な情報だけをピックアップして、フィルタリングしているわけです。

この機能によって、人は「ありのままの世界」を認識することができないようになっているのです。

 

例えば、僕はサーファーなんですが、海岸線をドライブ中に良い波を見ると自分の内側からエネルギーがせり上がってくるのを感じますが、一緒に乗っている家族はそんなことには気づいてもいません。

同じ場にいても、人によって認識できる情報が違うわけです。

この見えていない情報をスコトーマ(心理的盲点)と言います。

 

こうしたの脳のプログラミングは、それまでの人生で経験してきた記憶によって作られています。

瞑想によって観察者の視点(止観)を持つことは、スコトーマを外して自我のプログラミングを0(ゼロ)に戻すことであり、それは世界をありのままに見ようとする試みでもあるのです。

 

ちなみに、釈迦は瞑想によって「自我はない」ということを知りました。

これがいわゆる『悟り』ってヤツです。

『悟り』と聞くと何か高尚なイメージを持たれるかもしれませんが、実は瞑想によってスコトーマが外れた状態のことを言うのです。

 

赤ちゃんはまだ自我が希薄なため、ありのままの世界を見ることができています。

当然、心が何かに囚われる(執着する)こともありません。

さっきまでぎゃん泣きしていたかと思うと、母親が抱きかかえた途端、満面の笑みを見せたりしますね。

 

瞑想を毎日続けていると、観察者としての視点を持つのが当たり前になってきます。

情動に囚われることなく、冷静に観察する信念体系(思考の癖)が脳内にできていくわけです。

そうなってくると、思考の抽象度も上がってメタ認知能力も高まります。

『メタ認知能力』に関しては、こちらの記事を参照ください。

瞑想のやり方をミスっていませんか?これだと効果は得られません

幽体離脱して外側から自分を見ているのをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

瞑想とは、脳のプログラミングを書き換えて「メタ認知能力を高める」ためのトレーニングだと言うことができますね。

ゼロに戻る瞑想の次の段階とは?

こんな感じで、止観によって認知されたありのままの世界を、仏教では『空観』と言ったりします。

「色即是空(しきそくぜくう)」の『空』です。

 

これは量子論でも同じことが言われてますが、この世の全てはあるとも言えるしないとも言えます。

それこそ禅問答のように聞こえるかもしれませんが、そもそも、瞑想というのは自我のフィルターを外して0(ゼロ)視点を持つ試みでしたよね?

哲学的な話になってきますが、0(ゼロ)だって、あるともないとも言える概念です。

ここまで読んでくれた方ならわかると思いますが、あなたの目に映る世界さえも、あなたの認知の仕方次第であったりなかったりするんです。

 

友人や同僚がヘアスタイルを変えた時、すぐ気づく人もいればなかなか気づかない人もいます。

人によって「世界の在り方」が違うのです。

こちらの記事の『カラーバス効果』の章も参考にしてみてください。

シンクロニシティの意味とは?人生の神秘性と役立てるための方法

 

瞑想が上手になってくると、

「出来事に意味はない。解釈があるだけだ」

という意味が腑に落ちるはずです。

そうなってくると、思考の抽象度が上がって、自分の感情すら実は、実体がないものだということがわかるようになってきます。

瞑想によって脳ミソを鍛えることで、人生の質を高めることができるわけですが、「ありのまま視点」を持つことが目標になっちゃうと、

「すべてにはもともと意味なんてないし、人生にすら意味なんてないんだ」

という『空観』の落とし穴にハマって、人生に対する当事者意識が希薄になるばかりか、ともすれば、ニヒリズム(虚無主義)に陥ってハリのないつまらない人生を送ることになりかねません。

これだと、文字通りちょっと空しいですね。

あなたの人生の主人公は、あなた自身なわけですから。

 

確かに、『ありのまま』を体感して、世界の成り立ちを理解するのは重要なことです。

でも、地に足をつけて人生を最大限に楽しもうと思ったら、ゼロベースの瞑想から次の段階へと進む必要があります。

瞑想の先には一体、何があるんでしょうか?

以下の記事は「瞑想の次のステージとしてどこを目指せばいいのか?」についての、当サイト編集長による解説になります。

参考記事:
空観の先にある世界 理性とは望ましい情報を得て、現実と人生を自由にデザインし、創造する力

参考記事:
空観の先にある世界 理性とは望ましい情報を得て、現実と人生を自由にデザインし、創造する力

脳内に構造物を創り上げる

自我のレンズを外してプラマイゼロの境地(空観)になれたら、今度はそこに自分が望む新しいイメージを作り上げていきましょう。(これを『中観』と言います)

ここからが瞑想で鍛えた理性の力が発揮される時です。

 

『思考は現実化する』『引き寄せの法則』という言葉にも表されているように、

「想像したものは現実になる」

という法則があります。

とは言っても、想像するだけで現実が変わっていくわけではもちろんありません。

理想の現実を手に入れたかったら、その現実を想像して、自分がそこへ向かって一歩一歩進んでいく必要があるのは言うまでもないですね。

ただ、想像力の限界が創造力の限界でもあるし、想像できないものを創造することはできません。

 

スティーブン・コーヴィー博士も『七つの習慣』において、

「すべてのものは二度つくられる。まずは頭の中で想像(知的創造)され、次に形あるものとして創造(物的創造)される」

と言っています。

だから、兎にも角にもまずは想像することから始めましょう。

想像から創造へのプロセスは、コーチングによるゴール設定が最適です。

コーチングのゴール設定

コーチングのゴール設定に関しては、当姉妹サイトである【賢者の知恵袋】にたくさんの濃密な記事がアップされているの、是非、参考にしてみてください。

「目標、ゴール設定」の記事一覧

参考記事:
目的意識で成否が決まる?日本人の苦手なゴール:目的思考

参考記事:
目標設定が上手い人と下手な人の違いとは?コーチング理論の理解が鍵

参考記事:
抱負とは心に決めた行動計画であり、目標:ゴールを実現させるもの

参考記事:
自己実現とは?人生の幸福度を高めるための鍵

 

ゴール設定のポイントは以下の3つです。

・want to であること

・強いリアリティを感じること

・現状の外側であること

 

詳細は、上記記事を参考にしてもらえればと思いますが、ここでは、ゴール設定がどれだけ未来に影響を及ぼすかというのを、僕の体験談を交えて語ってみようと思います。

僕は、今、オーストラリアに住んでいるんですが、10代の頃から、

「将来、日本を出るだろう」

という強い予感を持っていました。

もちろん「出たい(want to)」という気持ち込みの予感です。

海外というのも、現状(日常)の外側ですね。

そんなこんなで、日本という国への閉塞感も手伝って大学生の頃から海外をフラフラしていました。

で、それから紆余曲折はありましたが、サーフィンを始めたことをキッカケに豪移住しようと決断して現在に至っています。

当時は知識がなかったので、特にコーチング理論に沿ってゴール設定したわけではありませんが、

want to × 臨場感 × 現状の外側

という組み合わせが、理想の未来へと繋がることを実体験を通して学びました。

上記の3つのポイントを含んだゴールを脳内に作り上げることができれば、現実というのは引っ張った輪ゴムの張力のように、そこへ向かって強い力で引っ張られるのです。

今では、意識的にゴール設定をして理想の未来へ向けて充実した日々を送っています。

ゴール設定をするというのは、過去のパターンの外へと出てクリエイティブに人生を歩んでいくことだと考えてます。

以下の動画では、人間の理性に秘められた可能性の力を、当サイト編集長が解説しているので併せてご覧くださいね。

クリエイティブな営み

人は誰しも、未来への予感というものを持って生きています。

「いや、別に予感なんか持ってないぞ!」

って人もいるかと思いますが、そういう人は自覚がないだけで潜在意識に無自覚の予感を持っているんです。

未来への予感というのは、別の言い方をするなら潜在意識にセットされたゴールだということができます。

自分でゴールを設定しないということは、過去に受動喫煙的にインプットしてきた情報によって無自覚のゴールが自動生成されているはずです。

要は、自分以外の誰かによって自分の未来を決められているのです。

しかも、ゴールというのは別に「want to」じゃなくても現実化します。

つまり、別にやりたくないことでも潜在意識下の予感は未来で現実になるということです。

 

『無自覚のゴール』というのは往々にして、現状の内側にセットされています。

もし、あなたが今、そここまでやりたくもない仕事をしているとして、

「3年後も同じ会社で働いているだろうな」

という予感を持っていれば、それは現実のものになります。

でも、これって、人生という貴重な時間の使い方として残念な感じがしなくもないですね。

コーチング理論に沿って正しくゴール設定をすれば、それは100%現実のものとして引き寄せることができます。

コーチングって、瞑想で鍛えた前頭前野の力がこれでもかってくらい活かされるフィールドなんですよね。

あなたもコーチング的な人生にシフトしてみませんか?

ゴールは24時間常に瞑想状態で生きること

瞑想が上手になってくるとストレスが減って対人関係もよくなりますが、実は、それだけでは何の価値もありません。

例えば、瞑想で恍惚感に包まれた達磨大使が通勤ラッシュのプラットフォームに座っていたらただ邪魔なだけですよね。

本人は瞑想でキメキメなので、周りにどう思われようが平気かもしれませんが、他の人にとっては障害物でしかありません。

(ちなみに、このように、瞑想によって思いっきり自己満的な世界に振れちゃった状態を『仮観』と言います。)

 

「人生とは自己満だ」というのは僕も同意するところですが、それでも、自己満を超えていこうとする無理ゲーの中に、人生の充実度があると考えています。

それを自己成長自己実現と表現してもいいでしょう。

ここまで、

「瞑想というのは前頭前野のトレーニングだ」

と繰り返し言ってきましたが、それは前頭前野にこそ人間としての可能性が秘められているからです。

あなたが見ている世界を作り出しているのは、あなたの心(認知パターン)です。

つまり、自分の心を自在に制御することができるようになると、あなたは24時間瞑想状態で、理想の未来をクリエイトしていくことができるようになるのです。

瞑想ほど、人生の潤滑油として優れたものはないと思いますね。

まとめ

最後にこの記事のポイントをまとめておきますね。

・瞑想とは前頭前野のトレーニングである

・前頭前野には情動をコントローする力がある

・瞑想の本質的な意味は「止観」

・止観とは、世界をありのままに見ること

・瞑想は5000年以上も前から存在し、現在に至るまでポップに体系化してきた

・瞑想は、ほぼ百利あって一害なし

・瞑想に絶対的な方法はない

・メカニズムを理解すれば自分なりにアレンジできる

・瞑想の実践プロセスは、今、この瞬間に気づいていくこと

・瞑想することでメタ認知能力が高まる

・瞑想の次のステージとしてクリエイティブな生き方を目指そう

この記事が、あなたにとって新しくてクリエイティブな瞑想ライフを送るキッカケになれば、僕も嬉しく思います。



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本気で人生を変えたい人へ

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

僕は、ふわスピの迷路から抜け出す過程で、人生の仕組みを深く理解することができました。

と言うのも、それが『ウツ』から生還するのと同時期だったこともあり、「自分の思考の変化」と、「現実の自分を取り巻く状況の変化」がドラマチックなまでに一致しているということを、実体験を通して見ることができたのです。

そんな僕だからこそ伝えられるものがあると思い、こうやって情報発信をしています。

 

スピリチュアルの世界に足を踏み入れた人は、「シークレット」や「神との対話」といったスピリチュアル関連の本を読み漁りますが、そこで使われているふわふわした曖昧な表現に掴まって、出口のない迷路をさまよっている人が多すぎるように思います

中には量子論のパラダイムを採用したり、潜在意識に言及しているものも見受けられますが、いざフタを開けてみると再現性が乏しく、

「なんだ、やっぱり、ふわついてるじゃん!」

と思ったことは数知れずです。笑

 

『ふわスピ』系の人が危ういのは、スピリチュアルをアプリオリ(先見的・絶対的)なものとして盲信しているからです。

これって、目隠しして迷路をさまよっている状態なので、このままだと、もう完全に人生『詰み』ですね。

 

じゃあ、目隠しを外して、そこからスーッと視点を上げていくことができると、どうでしょう?

空からその迷路が見えれば楽勝だと思いませんか?

これが「系の外の視点」です。

このブログの運営者であるサトリ(金山慶允)さんが掲げるコンセプト、『左脳系スピリチュアル』は、そうした「系の外からスピリチュアルを語った唯一のスピリチュアル」です。

サトリさんとの出逢いによって、僕もふわスピジプシーから抜け出すことができました。

 

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