おみくじは凶と大吉どちらがいいの?それぞれが出る確率も考察

おみくじの「待ち人」って「恋人」って思ってませんか?

でも、実はちょっと違うんです。


「待ち人、来たらず」で落ち込んでいませんか?

でも、落ち込むことはありません。


どういうこと?と思われる方は、是非この記事を読んでみてください。

数分後には、おみくじに関するすべての疑問が解けますよ!

そして、おみくじをこれからの人生に役立てる考え方、おみくじで開運する方法も、あわせてお伝えします!


関連の記事もまとめておきました。

興味のあるものをぜひ、併せて読んでみてくださいね。


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かなり情報量を詰め込んでいるので、まずはこの記事をお気に入りやブックマークに追加しておいてくださいね。


では、本題に入っていきます。

おみくじの待ち人ってどんな意味?

おみくじの待ち人ってどんな意味?

おみくじを引くときって、ドキドキしますよね。

「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、自分で計画するというよりも、その年の初めに引くおみくじで、運勢が決まってしまうような気持ちになります。

おみくじの中でも特に、「待ち人」の項目が気になるという人が多いんじゃないでしょうか?

独身の人、恋人のいない人は「待ち人」のことを「恋愛の相手」と考えていると思います。

でも、本当にそうなのでしょうか?

そこで、「待ち人」の正しい意味を調べてみました。

待ち人とは恋人のことではない

待ち人とは恋人のことではない

待ち人とは必ずしも恋人のことだけではないようです。

「待ち人」とは、「自分の人生を、良い方向に導いてくれる人または事柄」ということです。

ですので、「待ち人来たらず」と書いてあっても、「好きな人と一緒になれないんだ」とか、「恋人ができないんだ」と落ち込む必要はありません。

反対に、その好きな人はあなたの人生を良い方向に導いてくれる人じゃなかった可能性があるからです。

そもそも『人』とは限らない

そもそも『人』とは限らない

また、「待ち人」とは人を指すだけではなく、「自分の人生を、良い方向に導いてくれる物や出来事」という意味も持っているそうです。

後になって、「そういえば、あの人と出会ってから私の人生って180度変わったな」と思えるような人がいたらそのは「待ち人」ですし、その人と出会ったも「待ち人」と言えます。

あなたは、このような、「自分の人生を、良い方向に導いてくれる人や物や出来事」にあったことがありますか?


私は、たくさんあります。

私を無償の愛を持って育ててくれた祖母

私を虐待し、姉と差別することで、どんなに辛いことも乗り越えていける力を授けてくれた

私に人の気持ちを理解し、うまくリードしていく方法や、ビジネスのイロハを教えてくれた

私に母になる経験をさせてくれ、どんな条件・状況下でも愛することと責任を持つことを学ばせてくれた3人の子供たち

そして今、このブログ記事を書くという新しい学びの場を提供して下さっているサトリさん

それから、私の思い込みを外し、目を開かせてくれた多くの本とその著者たち

他にも数えきれないほど多くの、素晴らしい人や物や出来事に出会わせて頂きました。

これらの「待ち人」は、私の一生の宝物です。

『待ち人』の由来とは?

『待ち人』の由来とは?

おみくじが広く楽しまれるようになったのは、江戸時代と言われています。

当時の通信手段は、飛脚が運んだ「文(ふみ)」。

そして交通手段は、「徒歩か駕籠(かご)」。

ですので、町に奉公に出た子供や、旅に出た家族に会おうと思えば、長い長い時間がかかりました。

旅の途中では、山賊に襲われたり、天災などに見舞われて宿に足止めをくったかもしれません。

そういった場合、おみくじでは「障りありて来ず/途中に事故ありて来ず」のように書かれています。

ですので、そもそもの「待ち人」の意味とは、「帰りを待ち望んでいる人」のことを指したそうです。

待ち人に関する文言の意味

待ち人に関する文言の意味

おみくじは、もともと、その文言が神社の場合は和歌、寺の場合は漢文から書かれていたそうです。

現代では、訳されているとはいえ、私たちにはあまり馴染みがなく、よくわかりませんよね。

そこで、よく目にする文言の意味を、次の章から解説していきます。

さわりなく・さわりあり

さわりなく・さわりあり

これは上でも解説しましたが、「さわり」というのは「障り」と書いて何らかのトラブルを指します

ですので、「さわりなく」だと、何のトラブルもなく順調にいくということです。

反対に「さわりあり」だと、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性があるということです。

音信あり・音信なく

音信あり・音信なく

音信あり、音信なくの「音信」とは、現代で言えば、電話での連絡ということになるでしょう。

ですので、「音信あり」とは、相手からの電話での連絡がありますよということですね。

反対に「音信なく」とは、相手からの電話での連絡はありませんということです。

ですが「音信なく来たり」という場合もありますので、「音信なく」と書かれていても心配はなさそうです。

便りあり・便りなく

便りあり・便りなく

便りあり、便りなくの「便り」とは、現代で言えば、メールやメッセンジャー、SNSを通しての連絡ということになるでしょう。

ですので、これも音信あり、音信なくと同じで、何らかの連絡がありますよ、ありませんよという意味になります。

また、音信と同じように、「便りなし来たり」という場合もあるそうです。

つれあり

つれあり

これは一人または一つではなく、誰か一緒に来る人や何か一緒に持ってくる物があるということを意味します。

私の友人は、ある年のお正月におみくじを引いたのですが、待ち人の欄に「来る、つれあり」と書かれていたそうです。

彼女は「待ち人」を恋人だと思っていたので、私、もう結婚してるのに・・・?」と不思議に思っていたそうです。

そしてその年、彼女は妊娠したのですが、エコーに映った赤ちゃんは二人・・・そうです、双子だったんです!

確かに、「つれあり」ですね。

待ち人以外の項目について

待ち人以外の項目について

これまで「待ち人」について、色々見てきました。

それでは、待ち人以外の項目についてはどんなものがあるのでしょう?

1.「運勢」
その年の運勢。

皆さんもお馴染みの、大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶というものですね。


2.「失せもの」
失くしたもの、失ったもの、落としものに関する運勢。


3.「旅行(たびだち)」
外出したり、旅行したりするときの運勢。


4.「商売(あきない)」
売り買いすることや商売の運勢。


5.「学問」
勉強や受験に関する運勢。


6.「相場」
株、株式相場の運勢。


7.「争事・争い事」
他人とのいさかい、喧嘩、訴訟に関する運勢。


8.「恋愛」
恋愛に関する運勢。


9.「転居」
引っ越しや海外への移住、転勤などの運勢。


10.「出産」
出産に関する運勢。


11.「縁談」
出会い、結婚相手、その他結婚に関することの運勢。


12.「病気」
病気や怪我など健康に関する運勢。


13.「方位」
自分にとって吉、または凶とされる方角や方向に関する運勢。


あんなに小さい紙に、こんなに多くの情報が詰まっているんですね!

それで思い出したことがあります。

私の元同僚に、占いが大好きな子がいたのですが、彼女は何か悩みごとや困ったことができるとすぐに、お気に入りの占い師のもとに駆け込んでいました。

でも、彼女がある年の初めにおみくじを引き、それが一年を通して当たっていたのに気がついた時から、ぱたっと占い師のところに行くのを辞めました。

なぜかを聞くと、

「占い師のところでは、これだけのことを聞くのに、毎回別の予約を入れないといけない。

それだけ時間だけじゃなく、お金もかかる。

だったら、たった数百円で、ぜんぶ書いてくれてるおみくじの方が全然いい!」

とのことでした。

おみくじは『予言』ではない

おみくじは『予言』ではない

おみくじを読むと、何となく昔風の書き方で、わかりにくいと感じたことはありませんか?

そして、私などは、こんな書き方を見ると「ノストラダムスの大予言」を思い出してしまいます。

ノストラダムス自身が1500年代に生まれたということもあり、「ノストラダムスの大予言」の原文もその訳文も、昔風の堅苦しい表現になっているのでしょうね。

でも、おみくじは書き方こそ「ノストラダムスの大予言」と似ていますが、内容そのものは予言ではないと思います。


それでは、おみくじって、何なんでしょう?

次の章からは、おみくじそのものについて詳しく見ていきます。


また、これらの記事も併せて読んでみてください。

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おみくじの歴史と由来

おみくじの歴史と由来

日本では昔、国の政・祭事に重要事項を決定したり、位の高い人の後継者選びにくじを使ったそうです。

それがおみくじの始まりとされていますが、そんなに大切なことを、くじで決めたなんて信じられませんね!

おそらく当時は、くじが「神からのメッセージ」として今よりも神聖視されていたのでしょう。


今のようなおみくじを考案したのは、平安時代の僧侶、天台宗比叡山元三慈恵大師良源上人(912~985)と言われています。

個人の吉凶を占うようになったのは、鎌倉時代初期で、なんと自分たちで用意されていたそうです!

でもこれってよく考えてみると、現代で言う「チャネリング」ですよね。 自分の内の神と対話して、そのメッセージをくじに託していたのですから・・・。

おみくじは神仏(潜在意識)からのメッセージ

おみくじは神仏(潜在意識)からのメッセージ

ですので、おみくじとは、自分の内の神からのメッセージと言えます。

「自分の内の神」という呼び方に抵抗のある人は、「潜在意識」でも、「自我」でも、「ハイヤーセルフ」でも、「スピリチュアル・ガイド」でも構いません。

おみくじ自体を作ったのは神社や仏閣かもしれませんが、それを引き当てた自分が、そのメッセージを選択したとも言えます。

メッセージを受け取って、何を選択するのかは自由

メッセージを受け取って、何を選択するのかは自由

もし、引いたおみくじが「大凶」だったとしても、気にする必要はありません


例えば、私の友達に、

「大凶が出たら一番嬉しい。

だって、それより下はないってことだから。

今が一番辛いんだって思えた方が、これからは上に行けるって希望が持てる」

と言ってる子がいます。


また、「待ち人、来たらず」と書かれていたとしても、がっかりすることはありません。

なぜなら、先にも書いた通り、この「待ち人」というのは、「恋人」を指すのではなく、「自分にとって良い影響を与えてくれる人」であり、「良い意味で、自分の人生を大きく変えてくれる人」だからです。

だから、自分が好きな人は、自分にとって良い影響を与えてくれる人ではないということを教えてくれた自分の内の神に、感謝するという選択もできます

どんな風に、この神からのメッセージを受け取るかは、あなたの自由なのです。


せっかくなので、メッセージを元に、今年の抱負をしっかり考えてみる、というのもオススメです。

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自分の選択によって運は開ける

自分の選択によって雲は開ける

このように、自分の選択によって、その後の気持ちや行動が変わってきます


例えば、先に挙げた私の友人などは、

「大凶のおみくじを引いて、今が一番しんどいところだと気づけた。

だから、もうひと頑張りして、これを乗り越えたら、順調に進み始めるって希望が持てた」

と言っています。


また、もしあなたに好きな人がいて、「待ち人、来たらず」のくじを引いてしまったとします。


でも、落ち込む代わりに

「あの人は私にとって良い人ではなかったんだ。

きっぱり諦めて、もっと自分にふさわしい、互いに良い影響を与えられる人を探そう」

という風に気持ちを切り替えることで、より前向きな人生が開けてくるのです。


そう考えると、おみくじで『凶』や『大凶』を引く、ということは、自分の人生に『転機』を運んでくれる、神様(潜在意識)からのメッセージなのかもしれませんね。

参考記事:
転機の意味とは?人生のステージが変わる幸運のチャンス


参考記事:
人生の転機の意味とは?スピリチュアル的に解き明かす

まとめ

まとめ

さて、これまで、おみくじの由来や、その中のさまざまな項目について、そして「待ち人」の本当の意味などを解説してきました。

私自身、「待ち人」って「恋人」のことだと思っていたので、今回この記事を書くに当たって本当の意味を知ることができて、とても新鮮でした。

そして、おみくじって、昔は政事など重要な事柄を決める時に使われていたというのも驚きでした。

おみくじがどれほど人々に信頼されていたかがわかりますよね。


そして、おみくじを自分たちで作り、自分たちで引いていた時代もあるということにもビックリしました。

結局、人間自身が、それぞれの内にある神と対話して、その内容をメッセージとしておみくじに託していたんですね。

また、たとえおみくじの結果が期待していたものとは違っていたとしても、自分の選択次第で、前向きに捉えることもできるというお話もしてきました。

この記事で、あなたのおみくじに対する意識が変わり、おみくじの内容を、これからの人生における前向きなヒントとして捉えていただければ、とても嬉しいです!



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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最後まで私の記事を読んで下さってありがとうございました!

スピリチュアル・カウンセラーとして12000名以上のクライアントと接してきた中で感じたことは、多くの方が「付け焼刃のスピリチュアリスト」、「フワキラ系のスピリチュアリスト」 の役に立たない情報の波に翻弄されてしまっている、ということでした。

悩みを解決するどころか逆に溺れてしまっている現状に、「本物のスピリチュアル」「役に立つスピリチュアル」を伝えていくべきとの考えから、サトリさんのブログでライターをさせて頂くことにしました。

一人でも多くの「スピリチュアル難民」が、自分の求める道を見つけることのできるような記事を提供していきたいと思っています。


話は逸れますが、私は幼少の頃から無類の本好きで、通学・通勤途中での信号待ちの数分間も、本を開いて読むというほどでした。

それは現在でも続いており、年に1度の里帰りの際には、日本語の本を60冊ほども買って来るほどです。 特に興味のある分野は、仕事でもあるスピリチュアル関係とアート関係、そして自己啓発関係、小説などです。

しかし、その60冊の中でも本当に読んで良かったと感動できる本は、1-2冊です。残念ながらそのほとんどが、大切なお金を出して買ったこと、大切な時間を使って読んだことを後悔するようなものなのです。

ベルギーに移住してから、自身のブログを立ち上げ、こちらでの生活について、スピリチュアルについて、アートについての情報を少しづつ発信してきたのですが、その際に色々な方のブログも見て回るようになりました。

しかし、ほとんどのスピリチュアル系、自己啓発系の方たちのブログの記事は、内容の薄いものであったり、「売りたい」エゴが先走ったものであったりと、心に響いてくるものがありませんでした。

そんな時目に留まったのが、唯一サトリさんのブログ「悟りの書 ~左脳系スピリチュアルのススメ~」だったのです。

読み応えたっぷりで、各記事で伝えたいことが最初から最後までブレていないので理解しやすく、私がクライアントに指導してきた「地に足のついたスピリチュアル」について書いておられることから、「この人はすごい!」と、たちまちファンになってしまいました。

今まで読んできた本は何だったのか、と比較すらできないほど興味深い内容で、次から次へと記事を読みふけってしまいました。

その流れで、サトリさんのオンラインプログラムを受講させて頂いたのですが、メールと音声と動画での立体的な学習構成で、とてもわかりやすく、かつ実践的です。

信じられないことに、こんなに充実した質の高い内容を気前よく無料で提供して下さっているので、本物のスピリチュアルを知り、役に立つスピリチュアルを実践したいという方は受講して絶対に損はないです。

というより、受講しないと損です。


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