どうも、気功師の齋藤です。
今回の記事では「前世の記憶」や「過去生の記憶」について、その信憑性と意味について解説していきたいと思います。
この記事を読まれている方の中には、前世の記憶があるという方もいれば、全く信じていない方、前世の記憶に興味があって、それを思い出してみたいという方もいると思います。
今回の記事では「前世の記憶」というものがどういったものなのか、どのような仕組みで発生するのかを考察していきたいと思います。
また、関連した内容の記事をこちらにまとめておきました。
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併せて読むことで、この記事の内容もより、理解が深まり、自分の中に落とし込めるはずです。
ボリュームがあるので、この記事をまず、お気に入りやブックマークに追加してみてください。
興味のあるところ、必要だと感じるところからじっくり読んでみてください。
では、本題に入りますね。
前世の記憶を思い出した子供たち
まず、前世の記憶を思い出した子供たちについて紹介したいと思います。
アメリカ合衆国の精神科の教授であるイアン・スティーブン博士が前世の記憶を持つとされる子供が世界中にいることを知って研究をスタートしたと言われています。
Wikipediaには前世の記憶を持つ子供についてこのように書かれています。
子供たちが自発的に「前世」を語り始めるのは、発話が可能になる2歳から5歳までの間であり、多くのケースでは5歳から8歳までには子供たちは語るのをやめてしまい、成長するにつれ本人の記憶からも忘れ去られることになる。
子供たちが語る内容は,「前世」の人物が死亡した時の様子,居合わせた人や物の描写、死亡してから生まれ変わるまでの様子などである。
わずかな記憶のみをもつ子供もいれば、膨大な記憶を持つ者もいる。
自分は過去にこういう前世を送っていた。
過去生の家族はこうだった。
自分が死んだ理由を覚えている。
といった過去に関わる記憶を保持している子供が多いとされています。
また、面白いことに前世の記憶を持つ子供は男の子が多く、過去生では事故に巻き込まれて非業の死を迎えていることが多いようです。
前世や過去生はあるのか?
そもそも、前世とか過去世、過去生というものがあるのか?あるとすればどんなものなのかまとめてみたいと思います。
前世や過去世については様々な宗教や神話で語られています。
例えば、インドの輪廻転生のような考え方は凄く有名で僕らにも馴染みがある考え方ですね。
魂があって、それがいろいろな生き物に生まれ変わって、ずっと移り変わっていくという考え方です。
生まれ変わりや、魂の連続性については、【スピこじ】編集長がこちらの動画で考察しています。
インドの輪廻的な考え方以外にも、古代のギリシャにも輪廻についての考え方があります。
人間の魂は不滅であの世の世界に行って、生まれ変わってもう一度現世に来るんだ、という言う風に考えられていました。
ギリシャ神話では死者の魂は「レーテ」という名前の忘却の川があり、そこの水に浸かる事で記憶が洗い流されて、記憶を失った状態で再び生を受けると考えられていました。
このように洋の東西を問わず昔から前世について様々な文化で考えられてきました。
前世を証明することはできない
さて、前世というものが本当にあるかというところが気になりますが、残念ながら前世があるかどうかを、科学的に証明することは今のところできません。
もちろん、証明できないからといって必ず存在しないという訳ではありませんが「前世」や「あの世」があるという物的な証拠や客観的な証拠が見つかったわけではありません。
科学的な視点でいうと結論としては、前世を証明することはできないということになります。
ですが科学が絶対かというとそうではなく、科学では説明のつかないことはあります。
僕は気功師として活動していますが、気功のように効果はあるけれども、科学的に上手に検証出来ない現象というのは存在します。
前世の記憶のようなものに関しても、完璧に否定はできないということですね。
科学では説明のつかないこともある
前世の記憶を持つ人が一定数いることについて今度は考察して行きたいと思います。
まず考えられるのは本当に前世があって、なんらかの要因で記憶が残るということが考えられます。
また、今の脳科学とか心理学で分かっている事から、前世の記憶がどのようなメカニズムで生まれるかも考えてみたいと思います。
実際に何らかの記憶がある
実際に前世があってそれが引き継がれているという可能性があるという仮説です。ただしこれは今の科学ではまだ検証はできていない状態です。
今後、魂的な物質やそれを生み出す要素のようなものが見つかって、記憶を受け継ぐ仕組みについて解明されていくかもしれません。
ちなみにこれは気功師としての僕の仮説ですが、気の本質は情報だと言われていて、人間には気から情報を受け取る第6感のようなものがあるとされています。
もしかしたら、死ぬ直前にその人が自分の記憶を遠隔気功の要領で放出して、それが自我の安定していない子供に作用して本人の記憶として混同するのかもしれません。
そのように考えるとまだ自我の弱い子供に前世の記憶が多いこと、大人になると次第に忘れていくことも説明しやすいと個人的に思っています。(ちなみに気功で特定の記憶を他者に伝えることは可能です)
テレビや映画などの影響がある
今の科学でよく持ち出される説明としてはテレビや映画の場面が刷り込まれてそれを子供が思い出して話しているというものがあります。
ただし、普段TVやラジオで取り上げられない地域の前世記憶を持っている子供もいるそうなので、先ほど紹介したスティーブン博士はこの説は否定しているそうです。
思い込んだことはその人の真実になる
あとは思い込みの激しい人が、自分で暗示をかけて記憶を捏造することということも考えられます。
人間は自分で自分の記憶を捏造することが可能です。
自分で意識的に何回も刷り込んで記憶を捏造するということをしなくても、デジャブのように脳の記憶を処理する部分がバグを起こして、記憶を合成してしまうことも考えられます。
実際に催眠状態や瞑想状態のような変性意識と言われる状態に入る事で記憶を捏造する事も可能です。
偽の記憶を催眠療法士が植え付けてトラブルになったケースも存在します。
ちなみに、僕も気功のセミナーでクライアントに「前世の記憶」的なものを体験してもらうセミナーを開催した事があります。
「前世の記憶」が本当に前世の記憶なのか思い込みなのかは検証できませんがだ変性意識に入る事によって、そういったビジョンを見ることは誰にでも可能です。
個人の思い込みと普遍的な事実は区別する
スピリチュアルを科学していく時には、個人の思い込みと普遍的な事実を区別して考えていくことが大切になります。
前世の記憶が本当にあるかどうかはまだ検証が終わっていません。
また変性意識に入る事で、そういった記憶を作り出す事は可能です。
それが捏造された前世の記憶なのか、本当に前世があって、引き継がれた記憶なのか、誰にも分からない訳ですね。
ですが自分の中ではそれを真実として捉えていても問題はありません。
大切なのは自分の中の真実と他人からも検証可能な、客観的な事実というのは違うということを理解することです。
一人一宇宙という世界観
認知科学者の苫米地英人博士は「一人一宇宙」という世界観を提唱しています。
人間はありのままの現実世界を認識しているわけではなく、自分の脳と心が作り出した現実世界、自分の心の中に作った現実世界に住んでいるという考え方です。
一人一人違う現実世界に住んでいて、一人一人がそれぞれの「真実」を持って生きているという考え方です。
前世記憶の信憑性は?
残念ながら前世記憶の信憑性に関しては、科学的には信憑性に欠けると言わざるを得ません。
どれだけ真実だと思っていても、刷り込まれた記憶、あるいは変性意識に入ることで作り出された記憶という可能性が前世記憶には存在します。
また、前世自体を証明する方法もないので、どれだけ頑張ってデータを集めても良くて状況証拠しか上がってこないというのが現状です。
信憑性自体は実はあまり重要じゃない
ですが一人一宇宙について知っていれば信憑性自体を重視する必要がそこまでありません。
自分の見えている真実や現実と、他の人が見えている真実や現実は違うと分かっていれば、何を信じるかはその人の自由という事ですね。
また、自分に前世の記憶があれば独自にそれについて考察をして、より信憑性が高い考え方を研究するという方向性も考えられますね。
その人が幸せになるのに役立つのなら信じればいい
その人が幸せになる為に何か役に立つのであれば、例えば前世記憶や輪廻転生を信じてもいい訳ですね。
例えば、宗教的に神がいることを証明できるのかと言った時に、科学的にはそれは証明できません。
ですが神を信じる事によって、博愛主義的な教えを守って、心穏やかに過ごす事ができる。
そういった心の平安が手に入れば、宗教を信じるメリットが十分にあります。
それと同じで前世記憶も役に立っていれば問題ないということですね。
ただ、同じ幸せでも原理主義的な考え方で絶対的なものを信じるとそれは争いの種になってしまいます。
そうではなくて、「これは自分にとっての事実で、他の人にとっては事実ではない」ということが分かっていれば、信じる事も問題は無いという事ですね。
人生で経験することはすべてメッセージ
変性意識に入ると前世記憶のようなもの、あるいは未来のビジョンのようなものが見えることがあります。
そういったものを絶対的な真実だと思うのではなく、より良く生きる為のメッセージだと考えてみてください。
そうすれば社会性を維持して、他の人の役に立ちながら、自分も幸せになることができます。
前世の記憶がある、あるいは見てみたいと思った時にそれに囚われすぎる事無く、1つの幸せになる為のツールとして捉えてみてもらえれば良いのではないかなと思います。
この記事のまとめ
それでは前世の記憶を持つ子供達に関してまとめていきたいと思います。
・前世記憶は科学的には信憑性は低いと言わざるを得ない
・記憶や体験は変性意識に入ることで捏造出来る
・気功のように科学ではまだわかっていない領域は世の中に存在する
・前世記憶は「自分にとっての真実」と理解していれば問題ない
以上が今回の記事のポイントとなります。
余談ですが、僕が変性意識に入った時に見た過去性は「イスラム・アラブ風の服装をした馬賊」でした(笑)
かなり野蛮で荒っぽい前世のビジョンを見たのですが、どこか納得出来るような部分もあって面白かったです。
見えたものが真実とは限りませんが、一種のエンタメとして楽しんでみるのもアリですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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