子供の頃や10代の頃にはあまり気にならなかった、悪いことが続くこと。
これが起き始めると、厄年が気になってきます。
私は厄年に四柱推命など、とても気にしてしまうタイプです。
悪いことが続いて起きている気がすると、調べ始めます。
そして、もしも厄年とか運気が下がる年などの結果が出てきたら、そのせいにする傾向があります。
夫はアメリカ人なのですが、彼に悪いことが続くと、同じように調べて、なるほどね!と一人納得します笑
この記事にたどり着かれたあなたも、もしかしたらちょっとした悪いことが身の回りで起きているところでしょうか。
それか、これからのことを計画するにあたり、厄年からお調べになられているのかもしれませんね。
もしも厄年に該当をされ、そしてお祓いや厄払いのことをお考えの場合にはぜひ読み進めてみてください。
厄年とは何か、そしてお祓いとは何なのかについてまとめた記事になります。
まず、『厄年』自体について気になる方は、スピこじ編集長によるこちらの講義や、これらの記事も併せて読んでみると理解が深まります。
【開運】運勢や運気というものの正体を考察してみた【厄年】
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厄年に、不運なことが起こるのも、幸運に過ごすことができるのも『心の持ち様』が重要です。
心の平穏を求めるためには、まず『正しく知ること』です。
ボリュームはありますが、この記事をお気に入りやブックマークなどに追加して、関連する情報をじっくり読むことをオススメします。
では、本題に入っていきますね。
2022年の厄年
2022年が厄年の方の生まれ年を性別ごとに以下に記載します。
が、その前に厄年には数え年での厄年年齢表があるので、まずこちらをご紹介します。
本厄の年齢さえわかれば、その前後は前厄、後厄となるので、わかりやすいと思います。
ご本人、ご家族の分もまとめて調べてみてくださいね。
年齢ごとなので同級生は基本的にはみんな一緒に厄年ということになりますね(早生まれは別ですが)。
厄年年齢表(※表記年齢は全て数え年での年齢。赤字は大厄)
【男性】
前厄:24歳、41歳、60歳
本厄:25歳、42歳、61歳
後厄:26歳、43歳、62歳
【女性】
前厄:18歳、32歳、36歳、60歳
本厄:19歳、33歳、37歳、61歳
後厄:20歳、34歳、38歳、62歳
男性は20代半ば、40代始め、60代始め。
女性の場合は二十歳前、30代始め、30代後半、60代始め
女性の30代は大半が厄年に該当し。
男性よりも厄年の数が多いんです。
2022年が厄年に該当する方の生まれ年は以下の表です。
男性(※表記年齢は全て数え年での年齢。赤字は大厄)
女性(※表記年齢は全て数え年での年齢。赤字は大厄)
2023年の厄年
2023年が厄年に該当する方の生まれ年は以下の表です。
男性(※表記年齢は全て数え年での年齢。赤字は大厄)
女性(※表記年齢は全て数え年での年齢。赤字は大厄)
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いかがでしょう。
厄年に該当するかどうか、お分かりになられましたか?
私、2022年は本厄、翌年は後厄です!
四柱推命でも2022年、2023年はサポートにまわり、内面と向き合う年に、と言われているんですよね。
厄年であることはどの程度気にした方が良いのか。
まずは厄年とは何ぞ、というところをご説明します。
厄年とは何か?
親が気にしたり、家族で気にしたり。
友達が気にしていたするこの「厄年」。
聞きながら育ってきていることが多いので、
その意味をあまり深くとったことがない場合もあると思います。
厄年とは以下を意味するとされています。
厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。しかし、平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習である。
Wikipedia
平安時代にはすでにあったということはかなり長い間日本に根付いていますね。
何歳は本厄だから、お祓いを神社でしてこなくてはいけないよ。
なんて、祖父母、両親から言われたり。
お祓いがあるから実家に帰ってきなさい、とか。
また、厄自体は日常生活の中で溜まっていくものとされています。
科学的な根拠は確かではないようです。
なぜ文化的に信じているのでしょうか。
統計的なところで、やはり何かと厄災が起こりやすいということでしょうか。
確かに、前厄・本厄・後厄と含めこれだけの年数の厄年を成人前後から60代前後まで迎えるとなると。
男性は合計9年間。
女性は合計12年間もあります。
すると、それはどうしたって何か悪いことが起きれば、厄年だから、と考えたくもなりますよね。
人生100年時代で考えても。
少なく見積もっても男性も女性も人生の一割〜一割強の年が厄年、ということ。
冷静に考えてみると、悪いことってそれ以上の割合で起きる気もしてしまいますが。。。
厄年にまつわって、運勢や運気、といものに興味がある方は、【スピこじ】編集長がこちらで解説しているので、ぜひ聴いてみてください。
【開運】運勢や運気というものの正体を考察してみた【厄年】
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また、厄年の由来などについてはこちらの記事にも詳しく書いてます。
考察していくと、先人たちの『愛』が感じられて心がほっこりしてくるかもしれません。
参考記事:
厄年とは?由来と信憑性、2022年の男女の厄年とやるべき事など
では、次に厄年につきもののお祓いについても見てみましょう。
お祓いとは何か?
お祓いとはいわゆる神社などで行われるお清めの儀式、というのがざっくりとしたところになります。
穢れを祓う、浄化のための儀式ですね。
これを神社などで受けることで、厄年の穢れを祓い、厄災を回避するために厄年に受ける慣習となっています。
お‐はらい〔‐はらひ〕【▽御×祓】 の解説
1 災厄を除くために神社などで行う儀式。「交通安全の御祓を受ける」
2 毎年6月と12月のみそかに、神社で行う祭事。大阪の天満宮・住吉神社などの夏越 (なご) しの祓 (はらえ) が有名。お祓祭り。
3 神社から出す災厄よけのお札。特に、伊勢神宮からの大麻 (たいま) 。また、それを入れる箱。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
お祓い自体は厄年に限ったものではなく、様々な場面で行われる儀式です。
初詣、七五三、交通安全祈願、地鎮祭などがあります。
機会があるごとに行われています。
お祓いの儀式自体が日本の文化であると言えるのではないでしょうか。
厄除と厄払い
厄除も厄払いもほぼ同義語のように使われていますが、若干の違いがあります。
災難を避けるための浄化による厄除と。
溜まった厄を浄化によって払う厄払い。
前者は厄が外部から降ってくると捉えた上での浄化行為。
後者は厄は内部に溜まっていると捉えた上での浄化行為ということです。
人のせいにするか、自分のせいにするか、といったところでしょうか。
本質的には違いはないということになります。
捉え方の違いで呼び方が違うだけで、お祓いで浄化するという点については同じです。
かなり悪いことが続くと、厄払いしたほうが、なんて言われますよね。
病気や事故などの場合には特にそうだと思います。
厄除や厄払いに関連して、神社関連の記事も紹介しておきます。
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科学的根拠は不確かだという前提で
厄年も、お祓いも、厄除けも厄払いも、どれも科学的根拠は不確かです。
様々な文献であったり統計学的部分はあります。
しかし、平安時代からすでにありますが、科学的な証明はされていないのです。
1000年の歴史があるにも関わらずということですね。
文化的に疑わない、そのまま信じるというのも1つではあります。
しかし、そう捉える場合にも、お祓いなどを受ける際にも、科学的根拠がないことを前提とすることが大切です。
筆者自身、成人以降はほぼずっと在米なので、お祓いを厄年に受けたことがありません。
子供達を一度七五三のお参りに行ったくらいですかね。(もちろん日本で、です)
何か悪いことが続いた気がすると厄年を調べたりすることもありますが。特別何をするでもなく。
悪いことが続いた気がしたときでも、厄年とは全く関係がなかったりもしたので。
厄年というコンセプトがアメリカ人にはあまり通用しないので、気にしなくなったとも言えるのかもしれません。
信じたものがその人の真実になる
厄年に限ったことではありませんが。
何事も、信じたものがその人の真実になります。
厄年だから悪いことが重なって起きたのだ、と本人が信じればそれは事実になります。
悪いことが重なって起きたのはただの偶然だ、とそう信じればそれが事実になるのです。
事実とはその人がその物事をどう捉えるかであり。
事実は1つかもしれませんけれども。
捉え方によって何十通りにも何百通りにも捉えることができます。
球を様々な角度から眺めた時に、眺めた角度の違いがどれだけあったとしても。
実際に見ている球はただ1つ、ということですね。
自分にとって、何を信じるのが良いかを考えた上で、信じてください。
その時に、厄年を信じることにしても、信じることにしても、それはどちらでも事実であり。
どちらにしたところで厄災が増えるわけでもなければ、減るわけでもなく。
起きることは必然的に起きるものなのです。
色々なことの原因を運気や厄年のせいにしていた頃は、気持ち的には楽でした。
でも、それは自分の行動、人生の責任を放棄したような考え方でもあったなと思います。
では、自分にとって良いものを信じるにはどうすればいいのでしょうか。
自分のメンタルを安定させることが重要
自分にとって最適なものを信じるには、自分のメンタルを安定させることが重要です。
メンタルが不安定な状態では、信じるべきものも見えなくなります。
メンタルが不安定だと、それにつけ込んでくるものを信じがちになってしまいます。
何となく悪いことが続いて、メンタルが不安定になってくると、つい支えになってくれるものを探そうとし始めます。
そんなタイミングで厄年であることを知り。
厄年だから悪いことが続いていると信じ。
厄払いが必要だと思い込むことで、結果的に悪いことが続いたのは厄年のせいであった、という事実が本人の中に生まれることとなります。
もしもそれが起きたのが厄年とは関係のない年であったとしたら、そういうタイミングだったのだ、と納得をさせることもできます。
メンタルを安定させるために効果的なのは、目標やゴールを設定する、ということです。
せっかくなので、この機会に『今年の抱負』をしっかり決めておくのもオススメです。
関連記事:
今年の抱負はもう考えた?抱負を考える前に理解すべきこと
関連記事:
新年の抱負の決め方をミスって1年を台無しにしないために
悪いことも良いことも、常に両面性があります。
ぱっと見では悪いことだと思ったような出来事も。
実は良いことであったということがあります。
そして、逆のこともあるのです。
これを見極めるには、本質を見抜けるようになる必要があります。
そのためには、自分のメンタルを安定させることが非常に重要なのです。
小さな例になりますが、例えば、いつも乗る時間の通勤電車を逃したとしましょう。
その出来事自体は悪いことのようにも思えます。
しかし、偶然乗った、いつもより遅い電車で、長年会っていなかった友人に遭遇したら?
乗っているはずだった電車が事故に遭ったら?
悪いことに思えた出来事は、結果的に良いことに変わるのです。
自分を信じるために、安心できることをやろう
厄年であるかどうかに関わらず。
自分を信じるために、安心できることをするようにしましょう。
お祓いを受けることでメンタルが安定し、安心できるのであれば、受けて良いと思います。
それが何のプラスにもならないと感じるのであれば、受ける必要はないのです。
厄年を信じるかどうかは自分次第です。
厄年にお祓い、厄除けや厄払いが効果的であるかどうかを信じるのも自分次第なのです。
厄年だから、温泉旅行に行ってのんびりしてこよう。
それによってメンタルが安定し、リラックスできるということであれば。
それも立派なお祓い的効果のある行為ということになります。
慣習だからやる、信じるのではなく。
自分のために信じる・信じないを決め、自分のために必要なアクションを取るように心がけていきましょう。
そうすることで、厄年に関係なく、良い人生を自分で築き上げることが可能となります。
関連記事:
厄年にやってはいけないこととは? 【保存版】スピに寄りすぎず現実的に
まとめ
- 男性の厄年は20代半ば、40代始め、60代始め。
- 女性の厄年は二十歳前、30代始め、30代後半、60代始め。
- 厄年とは厄災が起こりやすいとされている年齢のこと。
- お祓いとは穢れをお祓いする、清めの儀式のこと。
- お祓い、厄除け、厄払いはどれも科学的根拠は不確か。
- 厄年に限らず、信じたものがその人の事実になる。
- 自分にとって最適なものを信じるには、自分のメンタルを安定させることが重要。
- 自分を信じるためには、自分が安心できることをする。
こちらの点を頭の片隅におきながら、厄年や悪いこととうまく付き合いながら過ごしてみてください!
また、厄年は見方を変えると、『人生の転機』と考えることもできます。
転機に関しては、こちらの記事でも詳しく解説してるので、ぜひ読んでみてください。
参考記事:
転機の意味とは?人生のステージが変わる幸運のチャンス
参考記事:
人生の転機の意味とは?スピリチュアル的に解き明かす
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