友人A
「うちらの年って厄年なんだって。神社でお祓いしないとヤバいらしいよ~。」
おかんB
「あんたは厄年なのよ。厄払い、行ってよね。
厄年は家族にもうつるんだから。」
占い師C
「あなた来年は厄年。このまま何もしないと死ぬよ。」
こんな風に周りに言われて戸惑っていませんか?
厄年ってなんなの?
神社に行かなきゃいかんの?
てか、死ぬってどゆこと?
この記事はそんな疑問や不安を解消するために書きました。
きちんと知識を得れば、怖いことは何もありません。
ヘンな霊感商法に引っかかることもありません。
逆に、ほっとした暖かい気持ちになりますよ。
ぜひ、記事の内容を友人やお母さんにも伝えていただければと思います。
【開運】運勢や運気というものの正体を考察してみた【厄年】
※こういう講義をもっといろいろ聴きたい方はチャンネルフォローをお願いします。
また、厄年やそれにまつわる記事をまとめておきました。
併せて読んでおくと、知識も増えて怖さが和らぎます。
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【引き寄せ達人】『スピこじ』編集長サトリってどんな人?【2分でわかる】
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欧米由来の『成果主義型』の考え方・生き方では幸せになれない理由
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本厄とは?2021年に本厄を迎える男性、女性のための完全攻略マニュアル
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後厄の怖さについて、現実的に考察してみたら怖さが和らぐ
こういうのって、『知らない』から必要以上に怖くなるものなんですよね。
関連の記事も併せてかなりの情報があるので、このページをまずお気に入りやブックマークに追加することをオススメします。
じっくり読み込めば、怖さもかなり消えてしまうはずです。
では、本題に入っていきますね。
厄年とは何か?
「厄」という不吉な漢字。
災厄、厄病神、、見るからによからぬオーラを放っています。
WikiPediaによると、厄年(やくどし)は、 「厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである」と説明されています。
そして厄年の年齢になると、神社やお寺で厄払い(やくばらい)や厄除け(やくよけ)を行うという風習が長く行われてきました。
現在では一般的に、男性は25歳、42歳、61歳。
女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
同じ年齢の人、みんな一斉に厄災が降りかかるってことですね。
厄年は、前厄・後厄なんてのもあるので、女子高生の半分くらいが厄年なんですよー。
(前厄、後厄についてはあとで説明しますね)
女子高は厄パワー炸裂空間ってことですかー。
ついつい、軍事利用的なキケンなことを妄想してしまいます。
まあそれはともかく、なんとなく「おどし」に近い風習、気になりますよね。
そもそも運気とか運勢ってなんなのか?に関しては、【スピこじ】編集長が音声で解説してるので、興味のある方は聴いてみてください。
【開運】運勢や運気というものの正体を考察してみた【厄年】
※こういう講義をもっといろいろ聴きたい方はチャンネルフォローをお願いします。
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【厄年も平和だった引き寄せ達人】『スピこじ』編集長サトリってどんな人?【2分でわかる】
で、この記事では、
厄年はいつからあるの?
厄年ってどんな意味があるの?
と思っているあなたのために、厄年の由来を調べてみました。
由来や意味が分かれば、厄年に対する認識が大きく変わると思います。
いや、それどころか愛すら感じることができるはずです。
厄年の由来と信憑性
■厄年という考え方はいつから?
厄年という考え方は、奈良・平安時代には貴族などの上流階級にはすでに存在していたようです。
中国大陸から陰陽道(おんみょうどう)として伝わったと考えられています。
ほほう。陰陽道ですか、、安倍清明ですね。グっときますね。
ワタクシ、高校生のときは清明神社のペンダントをずっと身に着けていましたし、、((/ω\)
陰陽道というと、なにか占いや呪術などの神秘的なものが見え隠れしますね。
スピ好きにはたまらないワードです。
でも、調べていたらそれほどスピな感じでもないことが分かってきました。
この時代の厄年、現在の一般的な厄年と少し違っています。
平安時代の『色葉字類抄』という書物には
「13、25、37、49、61、73、85、97歳」
と書かれています。
こ、この年齢はまさか!
ズバリ、干支(えと)ですね。
昔は生まれたときに1歳と数えていました。
そうすると、今でいうと12歳、24歳、36歳、・・・になります。
毎年、年賀状のデザインになるやつです。
「ねずみ」とか「うし」とか。
最近の若者は年賀状自体になじみがないですかねー。
(ちなみに2022年は寅年)
そして、男女ともにこの年齢のようです。
分けているものは見当たりませんでした。
中国では今でも、自分の生まれた干支が厄年になるのだそう。
12年ごとに厄年がめぐってくるのです。
中国の伝説によると、干支の神様はその干支の年になると、上空の神様(ボス的な人?)に呼ばれて天にいくのだとか。
天界の仕事が忙しいので、その干支生まれの地上の人間にまで手が回らない。
それで運気が下がる。笑
現在の厄年は、男性は25、42、61 女性は19、33、37、61。
そして、江戸時代にはすでにこれとほぼ同じ年齢を厄年としています。
平安時代で言われていた厄年と一部おなじもの含まれているけど、なんか違う。
回数も減っているし。
なんだこりゃ。
いくら調べても納得できる理由がみつかりませんでした。泣
なので、この記事では下記のような考え方でまとめることにします。
・厄年の「考えかた」は中国から陰陽道などを介して伝わり、民間にも広まった。
・現在の一般的な厄年の「年齢」に関しては、陰陽道由来のものとは別の理由で設定され定着した。
では、いまの厄年の年齢、どんな由来が考えられているか、見てみましょう。
■厄年の年齢の由来って? 3つの有力説。
インターネットや書籍で調査したところ、大体下記の3つの説にまとめられるようです。
「心身の変化の区切り説」「厄年=役年説」「語呂合わせ説」。
それぞれ見ていきましょう。
1.心身の変化の区切り説
男性25歳、女性19歳。
どちらも、心も身体も充実し結婚を意識はじめる年齢。
昔はもう少し早かったかもしれませんが、子孫を残すための大切な時期であることはいまも変わりませんからね。
これからだよ~という意味での年ですね。
女性は30代に2回も厄年があります。
この年齢はやはり出産と育児が関係しているでしょうね。
33歳というと出産も大体終わり。
家事や育児に忙しく働いているうちに身体にガタがくるのが37歳。
ホルモンバランスとも関係ありそうです。
たしかにねー。
自分で考えてもなんか合っている気がします。
男性42歳は、これから社会的にも充実するとき。
このころになると、若いころとはあきらかに身体が変化してきます。
でも、忙しさでその変化に気づきにくい頃。
男女共に61歳。
まだまだ気持ちは若いつもりでも、老人へと向かう年。
病気リスクも高まる年齢です。
いずれも身体が変化する年齢。
無理せず用心しなさいよということですね。
2.厄年=役年説
神事などの役につくのにふさわしい時期。
地域の神社のお祭りなどの行事をまかされたりする年齢だったそうです。
その役割をやりとげられるよう、お祝いをしたり、祈祷を受けたりしたのだそうです。
この説は、民俗学者の柳田國男氏らにより「厄年神役説」として論文が発表されているとのこと。
コミュニティの中でなにか役割があたえられる年齢ということですね。
3.語呂合わせ説
19は重苦(じゅうく)、33は散々(さんざん)、42は死に(しに)。
そんな語呂合わせで決まったという説。
うーん。きびしいっすねー。
ここからはあくまでも想像ですが、、
上の1や2の説では、大体の年齢は決められるけど、〇〇歳っていうのが決めにくい。
でも決めておかないと、
いつ厄払いやお祝いしたらいいの?となってしまう。
そこへ、優秀なコピーライター登場。
20や30や40では特別感がいまいちや。ふつーすぎる。
19は「重苦」、33は「さんざん」、42は「しに」ってどや?
なあ、キャッチ―やろ?
とかになったのかなあ、と。
■では信憑性についてどう考えるか?
現在の厄年は、陰陽道や占いのようなものだけで決まっているのではなさそう、というのはわかりました。
それ以外の理由、統計学的な側面や経験則にもとづいている部分が大きいといえそう。
そうすると、かなり信憑性は高いのではないかと考えています。
それは「厄年にはよくないことが起こる」という意味ではなく。
「身体の変わりめなので気を付けてね」ということ。
先人たちの愛です。
あなたも愛を受け取ってみませんか?
次は具体的に男性の厄年をみてみましょうか。
満年齢、数え年ってなに?
というお話についても説明をしていますので、どぞっ。
2022年男性の厄年
2022年の男性の厄年の生まれ年は下記のとおりです。
お寺でも厄除けを行っているところがあるのですが、少し年齢が違っている場合もあるそうです。
さて、年齢表と生まれ年の表を見て、「?」となりませんでしたか?
例えば、平成10年生まれの場合。
2022年の誕生日を迎えたとしても24歳だよなあ。
でも表には25歳って書いてあるぞ。
なんだそりゃと。
通常、私たちは満年齢で生活していると思います。
満年齢は生まれたときに0歳、誕生日ごとに1歳ずつ増えていく年齢です。
ところが、厄年の年齢には数え年というものを使用します。
(満年齢でおこなっているところもあります)
数え年は、生まれたときに1歳になります。
その後、正月を迎えるごとに1歳ずつ増えていきます。
(立春で増やすパターンもあるそうです)
例えば、2019年10月1日に生まれた赤ちゃんの場合、下図のような差が出てきます。
長寿祝いの「還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿」も「数え年」を使いますね。
昔は数え年が標準だったので、古くから続いている行事は「数え年」を使用しているようです。
みんな一斉に、正月に年をとるってのもなかなか楽しいかも。
ハッピーニューイヤー&バースデーってみんなで言い合えるし^^。
男性の厄年に関してはこちらの記事にもまとめているので読んでみてください。
参考記事:
厄年!男性の厄年対策大全【これを読んで準備を万端に!】
さて、女性の厄年もみてみましょうか。
あわせて、「神社やお寺によって厄年の回数が違う!」っていうお話も説明しています。
2022年女性の厄年
女性は下記のとおりです。
ん?
私が30代のころみたときは、女性は37歳で最後だったような気がするんですけどー。
少し調べたところ、明治神宮のホームページでは37歳までしかありませんでした。
お寺での護摩祈祷(ごまきとう)の事例ですが、4歳、13歳も厄年としているところもありました。
神社かお寺かによっても違いがありそうです。
そこにいらっしゃる神様や宗派による違いなのかもしれないです。
厄年に限らず「この年はご祈祷を受けましょう」っていう機会をなるべく多くしておいたほうが、神社やお寺の収益は増えそう。
、、と、ちょっとお金の匂いを嗅ぎつけてしまいますね。
はっ。
そんなつもりは、、神さま仏さまゴメンナサイ~
女性の厄年に関しては、こちらの記事にもまとめています。
参考記事:
厄年!女性の厄年対策大全【これを読んで準備を万端に!】
さて、厄年早見表を見てもらったわけですが、「前厄、本厄、後厄」ってなんなのでしょう?
3年連続で災厄がつきまとうんかっ、と思ったあなた。
考え方はいろいろあるようです。
前厄・本厄・後厄とは?
ネットで調べたところ、大きく2つの考えかたがありました。
1.本厄パワーがその前後にも影響する説
本厄はその年に、どばーんと厄エネルギーが降りそそぐ。
なので、前後はそのおこぼれ的な厄がちょっとくる。
厄年が
「環境も心身も変化のある年頃。気を引き締めていきなさいよ。」
という考え方であれば説明つきますね。
人によって体力や体調には個人差がありますし。
本厄の年を含む3年は注意しとけってことですよね。
2.本厄とその前後の心構え説
前厄は、
「おまえんとこ、もうすぐに行くかんな。覚悟しとけよ」
、、というような、心の準備を促すために準備された期間。
後厄は、
「本厄が去ったからって油断すんなよ。まだ残りの弾はあるんだぜ。」
という、安心してハメをはずすなよという、いましめ的な期間。
後厄のほうが強烈に来るという説もあったのですが、根拠がどうにも分からなかったです。
おそらく、、
厄年を信じている人は謹慎中みたいな生活をしているので、終わると安心してハメを外すのかなーと。
で、何か良くないことが起こる。
ってことは信じている人は、
「後厄終わったからもう大丈夫」となってハメをはずす。
そして何かが起こる。
後後厄とか。後後後厄とか。
そして無限に厄年は続く、、、^^;;
もう一つの重要なワードがあります。
それは、
「大厄」です。キングオブヤクドシ!
大厄とは何か?
大厄(たいやく)は女性33歳、男性42歳(いずれも数え年)。
厄年の中でも、もっとも強烈な厄パワーが降りかかってくる年と言われています。
この年齢に特別な意味があるのか、、、?
民俗学の書籍を調べてみました。
(宮本常一『日本の人生行事』(2016年、八坂書房))
山口県とある地方の話です。
女性の33歳にはお祝いをしたとのこと。
嫁にいった女性の地位が確立するのは、その祝いをしてからだったそうです。
昔は10代で嫁ぐ人が多かったから、子どもを産み育て、これからその家を切り盛りする立場になる年齢ですね。
江戸時代には嫁入りのときには何も持たせず、33歳の祝いのあとにタンスなどの財産的なものを親から送るようなこともあったそうな。
そのわけは、33歳の祝いを済ませたあとは、まず離縁されたりすることはないということなのだそう。
なんというか、少し複雑な気分。
それまでは不安定な身分だったんだろうなあ、、
男性の場合は42歳になると、お餅を近所や親せきに配って祝ったとのこと。
初老に入るお祝いとして、自分の持てる力を存分に発揮して周りにふるまったようです。
この後の年齢の祝いは、子どもや孫が主となって祝うことになります。
そうなのです。
この大厄の年齢。
次のステージに行くためのお祝いの年齢でもあったのですね。
それを乗り越えるためには身体が資本。
それでお祓いをする年になったのかなと思います。
ここまで厄年そのものについて説明してきました。
いかがでしたでしょうか?
この後は、「じゃあ実際どうすりゃいいの?」というお話になります。
厄年はどう過ごすべき?
ここからは、厄年にはどう過ごせばいいのかお話します。
ネットで調べてみると、厄年にやってはいけないことがいくつかありました。
引越、転職、結婚などなど。
そんなあ。
女性の場合30代は前後の厄を含めると6年間もなんらかの厄年。
人生を安心して豊かに過ごすための行事なのに、、
これでは、生活そのものが成り立たなくなってしまうじゃないですかー。
先ほど、厄年の年齢の由来として「心身の変化しやすい時期」「何かの役目を行う時期」というお話をしました。
そう考えると、そういう大切な時期を乗り切るために、自分に対して気を遣うということなのではないでしょうか。
たとえば、食生活を見直す、運動を始める、人間関係を見直す。
私は厄年はとくに気にせず過ごしていましたね、、
とにかく30代って忙しかったので、余裕がなかったです。
出産、子育て、PTA活動、夫やその家族との関係、仕事。
身体も心もヘロヘロ。まあよくやってたわ。
そういう意味でも、厄年を意識していれば、身体に気を遣えたのかなと思います。
ただ、私の場合、特にこれといったトラブルはありませんでした。
(気にしてないだけかも!)
しかも厄年に子ども産んだしー。
でも、ネットで調べると
「身内がなくなった」
「ガンになった」
「夫に隠し子がいたことが分かった」
という、かなりシリアスなものもありました。
一方で、
「スマホを落とした」
「冷蔵庫がこわれた」
「インフルエンザになった」
「フラれた」
なんていうものもありました。
それさ、いつでも起きるでしょー。
厄年にやってはならない、とされていることに関してはこちらの記事にまとめています。
参考記事:
厄年にやってはいけないこととは? 【保存版】スピに寄りすぎず現実的に
ちなみにワタクシ、昨年は人生初のインフルエンザに罹ったし、冷蔵庫こわれたし、バネ指になったし、足ねんざしたし。
厄年じゃないですけどね。
なので、あんまり関係ない気がします。
とはいえ、何かよくないことが起きるという情報もあるので、怖くなってしまう気持ちもわかります。
やっぱり、厄払いは行ったほうがいいのでしょうか?
厄除・厄払いには行った方がいいの?
厄除けや厄払い。
行かないと怖いことが起きるのか?
例えばあなたが、厄年のことを知っていたけど、厄払いをしなかった。
で、トラブル発生。
そのときに
「ああ、やっぱり厄年だからだー。お祓いしておけばよかった、、」
と思うかどうかですね。
厄年そのものが気になるとか、何か起きたときに後悔することが予想されるなら、厄除けや厄払いに行ったほうがラクです。
神社やお寺へ行って、小銭以外のお金をお納めするいい機会です。
「自分はまったく興味ないんだけど、母親がしつこく行けと言ってくる。どうしたらいい?」
という人もいるかもしれませんね。
厄年を信じているお母さん。
厄年は周りにも影響すると信じでいることでしょう。
家族や親せきになにかが起こったら、すべてあなたのせいにしかねません。笑
これ以上メンドクサイことにならないようにするために、できれば行ってあげてください。
不本意でしょうけど、、
交通費やお納めするお金も、すべて用意してくれるかもしれませんよ。
それでも納得できん!というあなた。
そんなあなたにぴったりの方法が。
祈祷を受ける場所にもよりますが、家族が代理でお祓いを受けることができます。
少しネットで探してみたところ、郵送受付をしているところもありました。
まさか、厄払い入力フォームとかないよなあと思って検索したら、、
ありました~~
お金はさすがに、クレジット払いではなく現金書留で送ることになっていましたが。
もしご家族からしつこく言われるようでしたら、本人が行かなくてもいい方法もあります。
スパッと切り捨てるのではなく、少し譲歩してみてくださいね。
次は実際に厄除け、厄払いに行くことにした場合、どうすればいいのかというお話です。
厄除・厄払いの方法
■場所は神社?お寺?
まず場所ですが、神社でもお寺でも行っています。
神社の場合は「厄払い」、お寺の場合は「厄除け」というそうです。
ただ、浄土宗や浄土真宗は「厄年」という概念がありません。
お寺での厄除けは真言宗や天台宗のお寺でおこなっています
(護摩祈祷(ごまきとう)といいます)
予約が必要な場合もあるので、ホームページなどで調べてみてください。
神社ではお納めする金額によって、豪華な舞いや雅楽などがあることも。
神社関連の記事をこちらにまとめておきます。
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神社の属性と相性はウソなのか?気になる人は合わせるといい
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おみくじを結ぶのにはどんな意味がある?結果で運勢は変わるのか?
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お金持ちの神社との付き合い方とは?迷信と御利益の区別をつけよう
個人的には、お寺の護摩祈祷って興味ありますねー。
密教系宗派の秘法らしいですよ。
行く場所がきまったら、あとはその場所に行って受付で必要事項を記入します。
記載する内容は「氏名、生年月日、住所、願意」など。
願意というのは 「家内安全、商売繁盛、交通安全」などのお願いごとです。
厄払いの場合、明治神宮のホームページでは「厄祓(厄除)」となっていました。
以前、資格試験の前にご祈祷を受けたことがあります。
何人かが一緒にご祈祷を受けるのですが、お願いごとや名前だけでなく、住所も全部読み上げられます。
「こ、個人情報がダダ漏れ、、!!」
とびっくりしましたが、今も変わらないのでしょうかねえ。
次に、いくつか注意点がありますので見ておきましょう。
厄除・厄払いに行く際の注意点
■服装
男性の場合はスーツにネクタイ、女性もこれに準じる服装が望ましいようです。
とはいえ、スーツ持ってないという人もいるかと思います。
その場合は、あまりにもカジュアルな服装やだらしない服装でなければよさそうです。
ジーパンや肌の露出の多い服装など、祈祷を受けるのにふさわしくないと判断されると、断られることもあるとのこと。
また、靴を脱いで祈祷を受けることが多いと思います。
靴下やストッキングは着用しましょう。
冬場は足腰が冷えるかもしれないので、ひざ掛けやカイロも用意したほうがいいかもしれませんね。
■何で行くか。自動車?公共交通機関?
徒歩で行けるなら問題ないですね。
厄払いや厄除けは、年始などの込み合った時期に行く人が多いです。
そうすると駐車場が空いていない場合があります。
自動車はあらかじめ他の場所で停めるか、公共交通機関を利用したほうがよさそうです。
ただ、私が以前お祓いに行った神社は、お神酒(お酒)をいただくことができました。
(最近は、お持ち帰り前提でビン入りのものを渡されるようです)
もしそういう機会があるなら、せっかくなのでいただきたい。
そう、できればゴクゴクと。
やはり公共交通機関がおススメです。
■お金(初穂料、祈祷料)
神社で渡すお金のことを初穂料(はつほりょう)。
お寺の場合は祈祷料(きとうりょう)・祈願料(きがんりょう)といいます。
いくつか調べてみたところ、最小の額で5000円というのが相場のようです。
最低限の場合は、そのあとに渡されるお札(おふだ)に名前は入らないところが多いですね。
お札(おさつ。紛らわしいな^^;;)は新札である必要はないですが、できるだけきれいなものを用意してください。
新札は銀行やゆうちょの窓口で替えてもらえます。
そして、のし袋や白い封筒に入れるのだそうです。
そーなのかっ!このトシになるまでしらなかった。泣
そのまま現金で渡したような気がする、、
なので、そこはお祓いやご祈祷に対する気合いによるのかなと。
厄除・厄払いに関してはこちらの記事にもまとめています。
参考記事:
2022年、今年の厄年とお祓いに関しての心得
ここまでいろいろと説明してきました。
厄年、どんなふうに感じましたか?やはり怖いですか?
ここまで読み進めてくださったかたは、もう怖いという感情はなくなっていると思います。
人は信じたことがその人の真実になるのです。
信じたことがその人の真実になる
厄年に関して、周りから聞いて気になっている。
で、半信半疑だけどなんだか怖いという人の場合。
その年にちょっとしたトラブルが起こると、、
「うわーん。やっぱり厄だ~。」
と、厄年信者になってしまう危険性がでてきます。
逆にぜんぜん信じていない場合や、この記事のような知識を得ている人の場合。
現に最悪なトラブルが起きていても、例えば身内に不幸があっても
「厄年だから」「厄年のせい」
という意識は生じない。
つまり、同じ現実が起こっていたとしてもとらえ方が変わってきます。
厄年だけではありません。
占いなどの未来のことに関するスピ系の情報でも同じ。
それを信じているかどうか、または、その情報とのかかわり方によってその後の行動に違いがでてきます。
スピリチュアルなことは、だいたいにおいて「自分じゃないところに責任転嫁できる」というワナがかくれています。
そうすると、未来へ力強く進む力はどんどん弱まってきますよー。
これは確かです。
オススメなのは、今年の抱負をしっかり持って、主体的に生きる、ということです。
関連記事:
今年の抱負はもう考えた?抱負を考える前に理解すべきこと
関連記事:
新年の抱負の決め方をミスって1年を台無しにしないために
さて、今回のテーマ「厄年」。
スピ系情報かどうかと言われると、そうではないと思っています。
誰にも訪れる心身の変化、人生における役回りという、実際の生活に根差している。
なので。
ワタクシ個人の意見ですが。
これは単なる迷信やスピではない、という判定を下します!
先人の知恵です。
しかも歴史的に重みのある事柄です。しっかり受け継いでいきましょう。
歴史の重みのある事柄なので
由来のところでも見てきたとおり、いまの一般的な厄年は長い歴史の中での経験則で設定されている可能性が高いです。
私の経験からいうと、身体がガクッとなったのが40代に入ったあたり。
40代になって、2回入院をしています。
ホルモンバランスにも関係しているようにも思います。
同年代の友人をみても45歳くらいに突然、身体と向き合わざるを得ない状況になったり、入院や手術を経験しています。
江戸時代の人の身体と現代人とを比べると、5~10年くらい後ろ倒しに考えたほうが合うかもしれませんね。
昔と比べたら年齢には誤差はあるかもしれませんが、この厄年という考え方はとても理に適っているように思います。
ご両親やお友達に厄年のことを言われて、
「あ、そんなの迷信迷信」なんて切り捨てるには惜しい行事です。
きちんと自分をケアする機会として利用してほしいと思います。
災難が降り注ぐ年と考えるか、自分ケアの重点期間と考えるかはあなた次第です。
大切なのはあなたの意志
この記事を書いていて感じたことがあります。
江戸時代の人よりも、現代人のほうが厄年を怖がっている、と。
さらにいうと、地方の人たちより都会の人たちにそれが顕著な気がします。
地方では厄年が「役年」であるような行事があるので、周りと一緒に乗り越えるような雰囲気があります。
たとえば、厄年を含む3年間は同じ年齢の何人かで祭りの運営を任されたり。
そういうものもなく、単に「厄年」の怖れの部分だけが与えられる。
それから逃れるには厄払いしかないとおどされる。
未知のことだから怖いんですよね。
できるだけ情報を得て、そのまま自分で理解・判断すれば怖れや迷いは少なくなります。
霊感商法などに惑わされることもなくなります。
大切なのはあなたの心、意志です。
昔からずーっと続いているこの風習。
先人の愛を感じつつ、うるさい親戚やご家族ともうまくつきあっていこうかな、と思っていただけたらうれしいです。
また、厄年、というのは人生の中では『転機』になりやすい年齢だったりもします。
災い転じて福と為す、を実践したい方は、これらの記事も読んでみてください。
参考記事:
転機の意味とは?人生のステージが変わる幸運のチャンス
参考記事:
人生の転機の意味とは?スピリチュアル的に解き明かす
この記事のまとめ
最後にまとめておきます。
- 厄年の考え方は平安時代にすでにあった。中国由来だったので干支の年に厄払いなどを行っていた。
- 江戸時代には、現在の一般的な厄年の年齢の記録が残されている。
その年齢になった由来は「心身の変化が起きやすい年齢」「神事などの役につく年齢」「語呂合わせ」という説がある。 - 厄年年齢は経験則にもとづいている部分が大きい。
信憑性は高いと考えられる。 - 神社やお寺によっても厄年が違っていることがある。
- 前厄、後厄は、人によって体力や体調に個人差があるために設けられた期間。
後厄は本厄が終わって気が緩んでしまうことへのいましめ期間とも考えられる。 - 大厄は身体が大きく変化するという意味以外にも、次のステージに大きく飛躍する年齢という意味もある。
それを乗りきるためのお祝い、祈祷を行う年齢。 - 厄年にやっていけないことは基本的にない。
自分の身体をケアする重点期間と考える。 - あとで気に病むくらいなら、厄払いや厄除けに行ったほうがいい(代理や郵送の方法もあるので調べてみてください)。
- 同じことが起こっていても、厄年は災難が起こると信じている人とそうではない人とではとらえ方が変わってくる。
- 厄年は単なるスピリチュアル情報ではなく、先人の知恵。
しっかり正しく受け継いで行こう。 - 人は未知なものには怖れを感じてしまうもの。
情報を得て自分で理解・判断することが大切。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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本気で人生を変えたいあなたへ
記事をお読みいただき、ありがとうございます。
スピリチュアルと賢くつき合い、楽しむ人が増えてくれたらと思っています。
幼いころから我家にはいつも家にお金がなく、生活するのがやっとでした。
お金があったらなあ。
幼い私はどんどん魔法・占い・おまじないの世界に引き込まれていきました。
「お金が目の前に現れますように。そして自由にお金を使って好きなことができるようになりますように」
でも、どんな魔術を使っても、引き寄せの法則を使ってもお金は現れてくれませんでした。
「やっぱり、一生懸命に働かないとダメってことだよね」
そして大人になり、業務遂行のためなら昼夜問わず働く、終電大好きモーレツ社員(笑)として成長しました。
無理がたたったせいか、年齢を重ねるごとに身体のあらゆる箇所が不調になり、とうとうある病気で入院することになりました。
入院中に気づきます。お金は稼げるようになったけれど、仕事以外なにもしていないや・・
人生後半。このまま終わるのはいやだ。
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